古(いにしえ)の技術@抹茶抹茶どんどん2019.01.25
こんばんは。
抹茶抹茶どんどんです。
昨日の風MAXを半身に浴び続け、顔が軽度の凍傷になりました。
ジーザス。色男が台無しだぜ。
これもハードワークの勲章さ、と今日も元気に五竜に出勤。
1月も終わりに差し掛かり、朝からだいぶ明るくなってきました。
風も無く、五竜の平日の静かな一日がスタートします。
今日の午前中は枯木さんがいなかったので、無線で若手(もちろん古手にも)に檄が飛ぶことも無く、
みんな少しリラックスして(もたもた)と朝の立ち上げに勤しんでいました。
昨日の風MAXから一転のアルプス平は、晴天と良好な雪質と所々の吹き溜まりに恵まれ、素晴らしい一日となりました。
終日雪温も低いままで、北海道のどこぞに行ってしまった「どこぞの娘。」も北海道の雪質は最高です!と言ってましたが、
白馬も負けてないよ!と思える日でした。
先日の大雪でようやくとおみゲレンデもパーフェクト。
ギャップや穴などのストレスは皆無、雪面も固すぎず、気温もほどほど。
本日ご来場いただいた「あなた」は、とてもラッキーです。
見てください、この景色。
巡回中に振り返って見たアルプス平は、どこまでも青い空が広がっていました。
なにやらアイテムが出来ています。
そうです明日の夜にはBURTON QUALIFIERS というイベントが行われます。
ナイトセッションらしく、なんと優勝者はアメリカの本選に出れるとか。
kwskは五竜のFBで。
抹茶抹茶どんどんも出ようかな。
みなさんケガ無く楽しんでね。
無事これ名馬ですよ。
まだ雲の掛かる朝方、昨日の風MAXで全滅してしまった設置物の再設置をしました。
今年はこの場所(地蔵のケルンの下)での最初のロープ設置の機会を逃し、(あー、五竜に来て以来ずーっと抹茶抹茶どんどんが設置していたこの場所の連続記録は途絶えたかー)と一人悲しんでいたのですが、昨日の風MAXが全てを吹き飛ばしてくれて、抹茶抹茶どんどんに再設置の機会を与えたもうたな!
と、お地蔵さんの粋な計らいに感謝しながら、新人隊員と再設置。
抹茶「毎日楽しく仕事ができるなー!今度お地蔵さんに挨拶に行こう」
新人「嫌ですよ。あんなところまで登るの。抹茶君一人で行ってくださいよ。僕は第3駐車場で待ちますよ。」
抹茶「・・うん、わかった。。」
そんな新人隊員のトレーニングも進んでいます。
ひたすら救助用ボートを引いて、運んで、引いて、運んで。
道具が進化しようと、外国人のゲストが多くなろうと、昔からのケガ人の救助方法、搬送方法の基本は変わりません。
午後に出勤して来た枯木さんから「太ももの毛穴から血が吹き出るまで踏ん張れ!」と無理難題 檄が飛び、
新人達も一層ピリッとなり、本部も一層にぎやかになった午後の五竜。
本部に帰って来ても更なる講習。
枯木「俺は昔気質のスキーヤーだから、この手の基礎は完璧だ!いいか膝と足首はこうだ!こう!!」
抹茶「さすが枯木さんですね。どうりで滑り方が古いわけだ。」
枯木「俺は基礎系だからな!抹どん、君だって相当に古(いにしえ)の技術を使っているではないか!」
抹茶「何を言ってるんですか。僕は現代スキーヤーですが、昔の技術も敢えて取り入れて、場合に応じて使い分けるハイブリッドスキーヤーですから。」
枯木「ぬかせ若造!」
新人「・・・あのー。古(いにしえ)とかそんな訳わからないことはどうでもよいから、ちゃんと教えてくださいよ」
にぎやかになってきたところで本日も最終。
相変わらずいつまでも見ていたい景色が眼下に広がっています。
明日からの週末はそこそこの降雪になり、残念ながらこの景色はおあずけになりそうです。
暖かい服装でお越しください。
山に行かれる方も荒天や雪崩には十二分に注意する必要がある土日になりそうです。
さてさてどんな週末になるかな。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。