春は曙@枯木2019.03.16
皆さん今晩は枯木です、ホワイトデーも過ぎた弥生、3月いかがお過ごしでしょうか?
本日は土曜日、サンライズ営業です。朝一のSKY4終点からの1枚ですが、今日枯木は通常出勤なので抹茶どん君から写真をいただきました。いつもこの年寄りをサポートしてくれて、彼には心から感謝している次第です。もちろん他の隊員もこの老いぼれの世話をよく焼いてくれ、なんとか仕事をしている訳です。
そして上の写真が枯木が出勤してきた頃のベースパトロールからの1枚です、濃いガスの中でナイター照明もほとんど届かない程でした。そのガスが時間とともにアルプス平まで上がってしまい、とおみゲレンデは視界が良くなったもののアルプス平は終日ハードガスの中でした。毎日滑っている我々でさえ自分の位置が分からなくなるほどのガスだったため、多くのお客様は上にはあがらずとおみゲレンデで滑走を楽しんでいらっしゃいました。
ウッディー入り口から見るとこんな感じで、濃いガスであることが分かります。
大学生や高校生が休みのこの時期、スノースポーツを初めてされる方が多くご来場されます。初めてスノースポーツをされる方がいきなり下山コースに入り途中で滑れなくなったり、スノーボードの板を外して歩こうとして板を流してしまったり、といった通報が良くありパトロールが出動します。せっかく白馬まで来て辛い思いでしか残らないのではもったいないので、初心者コースにて安全に遊んでいただければと思います。またスクールに入るのも一つの手でしょう、最初に基礎をしっかり固めると上達が速いのです。枯木などは我流でやってきたので、いつまでたっても上達せず今に至っているのです。
一時はすっかり茶色くなった白馬の町も、木曜日の降雪で白くなっています。まだまだスキーシーズンも続きそうですが、これからの降雪は「神のみぞ知る」でしょう。季節は移ろい確実に春になってきています、ようよう白くなりゆく山際を眺めつつ、残り少なくなってきた今シーズンをアルプス第4ペアリフト上で、紫だちたる雲を探しながら思うのでした。
花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる 眺めせしまに