バランスは大事@GAN.2019.04.19
本日の五竜は青空は見えていましたが小雨交じり、夜明前あたりからの風もやや残って不安定な天候。それでも太陽の力は偉大ですね、山頂の気温は+6℃と暖かく動きやすい、その暖かさで一番のコース点検時から既にゲレンデは緩み始めていました。春らしいと言ってしまえばそれまで・・・そんな朝でした。でも今日の緩んだコースはすぐザブザブってことはなく、残った風がやや北寄りで気持ちヒンヤリと冷たく雪が緩む速度を遅くさせ、更に天気雨?が表面の汚れを少し洗い流してくれたのでしょうか?滑走性は良好でした。真冬の雨は1ミリも嬉しくないのですが春の雨は降りすぎさえしなければ結構いい仕事をしてくれますね。そう、不安定だけど各それぞれのいいとこ取り?的なコンディション。何事もバランスが大事。
・・・・バランスが良く滑りやすくてももう4月後半、雪はどうにも減りますが・・・・ということで、本日朝エキスパートコースを閉鎖(今シーズンは終了)させていただきました。正直こんなに開けていられると思っていなかったので「よくもった」が一番で、あと2日持ってくれれば最高なんて欲が出てしまう程・・・皆様、今シーズンも楽しんでいただけたでしょうか?
不安定な朝方の天気も時間経過と共に回復、すると太陽光が勝ち始め滑りやすかった雪のバランスが崩れ、山頂のゲレンデは汚れが浮きややストップな雪質へと変化。
成長してきたテクニカルコースのコブは関係無さそうでしたが・・・
ダイナミックコースから下は、雪の色はほぼ同じでもはまずまずの滑走性をキープです。いつもながら、ほんのちょっとの差なんですけど雪の気まぐれ?は面白い。
アルプス平の最終間際は雲が多くなっていました(滑りやすさは後半あまり変化はなかったように思います)。さて、明日は晴れ予報が出ています。緩むのは確実としても(朝は気温が低ければ固いかもです)滑りやすい雪質を期待しましょう・・・・・
今日は最終時に地蔵ケルンに上がったので今日はもう一つ。
天気がいいと多くの方が鐘を鳴らしたり景色を見たりと賑わう場所・・登るルートも夏とは違いアルプス第1ペア終点からほぼ直登がセオリーですが、雪解けが進みケルン周辺や直登ラインには踏み抜き注意な場所がちらほらみえるようになっています。
試しに一つ抜いてみました。そんなに深くはないですが、登りの途中でいきなりは膝が「ギャッ・・・」となるので十分ご注意下さい(ケガ注意)。・・枝が出ている所、石が出ている周辺は特に要注意ですよ。
ではまた明日。