皆さん今晩は枯木です、いかがおすごしですか？

本日の五竜は朝から小雨模様の、パッとしない一日でした。気温も比較的高い状態で推移し、懸案の雪解けも更に加速しました。

下山コースはダイナミックコースも各所地面が出てきましたし、ウッディーコースは最初のカーブ（パトロールはBカーブと呼んでいますが）次のカーブ（必然的にCカーブです）の間が、かなりひどい状態です。

昨日全層雪崩の起きた場所はバリアテープで囲ってあります。

ここら辺りは２cm程度しか雪の厚みがありません。

最終終了後にハイシーズンの使い残しのエース（雪崩管理用の火薬、爆発させて人工的に雪崩をおこす）を使用して、法面の雪を落とす作戦を実行するも・・・・・、

穴を掘って仕掛けます

残念ながら穴が開いただけでした。

とおみゲレンデは推して知るべし、で滑ることのできる範囲がかなり狭くなってきています。一両日中は下山コースを利用して滑り下りる事ができるでしょうが、昨日抹茶君が言っていたように緊急避難的な場合を除きゴンドラでの下山が良いでしょう。

今晩圧雪車のオペレーターが頑張ってくれるとはおもいますが、現状を考えるとかなり厳しいと言わざるをえません。

ただアルプス平は十分な積雪があるので、全くストレス無く滑走していただくことができます。ゴールデンウイーク中も、真夏日が続くような異常気象が無い限り安泰でしょう。平成最後のスキー、スノーボード、また令和の初滑りに是非五竜スキー場にお越しください。

とおみゲレンデも雪の消えた所から撤収作業が始まっています、タクガ沢のネットもお役御免で来シーズンまでお休みです。

どんよりとした空は一日を通して続き、そしてその雨は某隊員のブーツをこれでもかと濡らし、ダサいビニール袋のお世話になっていました。明日の午前中まで雨がつづくようです、できれば最小限の融雪で収まってもらい一日でも長く下山コースが滑れることを願います。

見せばやな　雄島の海人の　袖だにも　濡れにぞ濡れし　色は変はらず