すき場@抹茶抹茶どんどん2019.12.07
じゃーん!
みなさん今晩は。
好好爺(すきすきじい)の次に登場するのは、抹茶抹茶どんどんです。
そんな抹茶抹茶どんどんの登場なんかよりも、皆さんが本当に待ちかねていた、
アルプス平のグランプリコース、テクニカルコース、本日よりオープンです!
(スーパーコースもね。「あー、グランプリへの移動みたいなあの微妙なコースね」とか言わないで。)
まだ十分に圧雪できませんが、雪質良好。
溜まっているところでは50~70センチのパウダースノーでした。
秋が深まる頃から今か今かと降雪とゲレンデオープンをひたすら待っていたゲストの皆さんたちに、それはそれはあっという間に食べ尽くされてしまいましたが、
12月最初の土曜日、本日ご来場された皆さん! シーズン最初のパウダースノーを堪能されたのではないでしょうか?
終日気温も雪温も低めだったので、荒れた後も雪は柔らかなまま。
大事に取っておいたかのような朝イチのテクニカルコースの面ツル。
こちらは午後にはコブになってましたが、まだまだ柔らかい雪面。
滑りやすそうなコブでしたよ。
でも雪が良すぎてまだ底がしっかりしていないので、窪地での埋没などは十分お気をつけ下さい。
本日も解放したスキーを探してる方が数名。。
シーズン始まったばかり、各コースの地形や側溝も顕著なのであまり無理なさらず。
ネットなどの設置物も底なしなので、しっかり踏み固めてから刺します。
(それでも弱いです。)
そんな踏み固める作業中、汗のしたたりに、ちょっと着すぎたかな、と色々脱ぎ捨て、
「あー、これこれ。こういうのシーズン最初って感じ」とニヤニヤしながら、まだブーツに慣れずに痛い足で雪を踏み固め続けるのです。
そんな雪の柔らかさもあり、今晩圧雪できるのはパノラマコースのみとなりますので、ご了承ください。
次の降雪に期待してお待ちください!
そして、まだもうしばらくは下山コースもクローズです。
残念ながら本日もロープを超えて滑って降りた方が数名いたようですが、
下部では圧雪車や重機で作業してます。
絶対にやめてください。
下山の際はゴンドラで!
(最終でコース確認のために我々パトロールも下りましたが、まだまだ石と穴だらけでした。)
出勤時にパチリ。
ゲレンデ最下部にある通称プールの小屋。
ご覧のようにとおみゲレンデにはまだまだ雪はありません。
12月に入りようやく気温が下がってきたので、夜通し降雪機はフル稼働。
昨年はとおみゲレンデの降雪機が天然雪に勝り、下部が先にオープンという「有史以来初めてのシーズンイン」でしたが、
今年はもう少しかかりそうです。
そして明日の白馬の天気は、
今晩うっすら降雪があり、明日の午後にかけて晴れていきそう。
気温も本日と同じような感じでしょうか。
シーズン初めだからか、抹茶抹茶どんどんには-3、4℃でも異常に寒く感じますねぇ。
(汗が冷えたのではないと思いたい。だって風邪ひくときみたいだし。)
でも明日もきっと楽しく滑れる日になりそうです!
さて、そんなこんなで今年もこの仕事、スキーパトロールを続けることができました。
抹茶抹茶どんどんにとっての現実世界。
足が痛かったり、異常に寒さを感じたり、初日から色々ありましたが、
きっと今シーズンも笑いあり、涙ありの、それはそれは楽しい、そして超あっという間のスノーシーズンなんだろうなと、
隣で「やれ足がおかしい、いやブーツがおかしい、明日は別のブーツに替えよう、ごちゃごちゃごちゃ」とブツブツ言ってる好き好きじじいを見ながら思うのでした。
夕焼けがキレイな最終でした。
温暖化なのかなぁ。異常気象が当たり前になってしまうのかなぁ。でも東北は観測史上最高の12月の積雪を記録しているところもあるらしいなぁ、と、まだまだ雪の少ない雨飾山を見ながら思いにふけます。
しかしながら、環境負荷の高い事業の従事者として、やれることはしていかなければなりませんね。
やっぱり滑ることは最高に楽しいですね。
そんなことを改めて感じたシーズン初日でした。
多くのゲストの皆さんもそうですよね?
そんなゲストの期待に応えられる「好きー場」になれるよう、今シーズンもがんばります。
今シーズンもこんな私たちのブログにちょっとだけお付き合いください。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。