穴(アナ)と霧の叙情@黒メット2019.12.08
夢の国に行くならネズミ捕りを持っていきリアクションを見たい黒メットです、こんばんは。
オープン三日目。
期待された夜間の降雪は…残念ながら0㎝。
いつもは圧雪されているグランプリコースも、
雪不足で圧雪できませんでした。
昨日の蹴散らされたボコボコの雪面のままです。
雪質がいいのがせめてもの救いでしたね。
パノラマコースはいつもより少し幅が狭いものの圧雪され、
天然雪100%のほどよく柔らかい良い雪を楽しめたのではないでしょうか。
ただ雪はまだまだ少ないので、
石は出るは、穴は開くは、地形のうねりは有るは、
注意箇所が盛りだくさんのゲレンデとなってしまっています。
板が傷つくリスクは高いですし、
新たな降雪があるまで雪質はどんどん悪くなってくるでしょうし、
明日以降、ご来場予定の方は十分にお気をつけください。
ただ、気をつけて滑れば、雪質は最高なので、しっかり楽しめますよ。
と、雪の話ばかりしてきましたが、
今日の一番の注意事項は“霧”でした。
営業開始直後は小雪が舞うものの、視界は抜けて、気持ち良い冷え込みでした。
太陽柱(サンピラー)かな?映日かな?
小雪が朝日に照らされ、キレイな景色も拝めました。
しかし、その後1時間もしないでモヤモヤと雲の中へ…。
小雪混じりのモヤモヤは営業終了まで抜けることなかったです。
もはや霧の摩周湖に負けず劣らずの感もあるアルプス平です。
霧・・・コイツが今日は特に手強く、おまけに雪面もボコボコなので、
全然スピードを出せませんでしたね。
でも、雪質はイイ。
雪面の凹凸さえしっかり見えれば楽しめたのにぃ…残念。
ちなみに、小雪は針の様なものとアラレの様なものが一日中降り続きましたが、
雪の厚みを足すにはちょいと力不足でした。
霧の唯一の恩恵は融雪が進まなかったことですかね。
次の降雪はちょいと先になりそうなので、
今ある雪が少しでも長持ちしてくれることを願うのみです。
なお、明朝はグランプリコースに続き、パノラマコースも未圧雪となります。
雪不足によるやむを得ない処置となりますので、ご了承下さい。
では。