かん@抹茶抹茶どんどん2020.02.11
かんばんは。
関節がもっと自由に動くようになる方法を伝授されるところで目覚めてしまった今朝の抹茶抹茶どんどんです。
看板にも時計台にも雪が積もってます。
ここ数日まとまった降雪があり、祝日の本日はサンライズ営業&テストスキー(雪崩管理、アバランチコントロール)からのスタートとなった白馬五竜。
そんな早朝の出勤時の一枚です。
完全に手ブレしてますが、手がかじかむほどの寒さだったと言うことで。。
感動的な朝日が昇る中、いつもより早い時間にゴンドラに乗車し作業に向かっていきます。
でも見上げると、
寒気だか妖気だかが充満するガスガスの世界。
今シーズン初の本格的な雪崩管理に、隊員たちもやや不安そうな表情。
肝心の装備や安全対策をしっかりチェックし、いざ作業開始。
「あカン!あカン!藪だらけや!」と、初手からテンション高めにワタワタしていたDE隊員を尻目に、(ようやく冬が始まったなぁ、フフフん)と鼻歌交じりの抹茶抹茶どんどん。
感覚を取り戻すように慎重になりながらも、やはり雪が降るとワクワクしてしまいます。
簡単にストックが全て刺さるくらいの深い雪。
多いところで30~40センチ。
作業は順調?に進み、意外とあっさり完遂しました。
それでも各隊員にミーツポイントで再開した際には、みんな安堵感が漂ってましたね。
ゴンドラもお待たせすること無く、定時運行できました。
ただ、大雪になれば作業に時間がかかることもありますので、その際はご容赦ください。
完璧なコンディションがゲレンデにも山にも広がっていました。
週末前後にはまた雨が予想されているので、この良いコンディションを維持できるのもあと数日。
そう思うと非常に残酷な景色に見えてきます。
歓声があちこちで上がる本当に素晴らしいコンディションが終日続きました。
あれ?スキーが上手くなったのかな?と勘違いしてしまうような滑りやすいゲレンデでした。
粉好きの方々も満腹感で幸せになったに違いありません。
明日も更に良い日になりそうです。
でも天気の話題に触れると、カンセコばりの空振りになりそうなのですが、仮に外してもカンレキさんが優しくフォローしてくれると思うので、
明日の五竜は
晴れです。
ザ・デイです。
降雪はありませんが、ドライアウトが進んで良いコンディションが続きそうです。
朝晩は寒くなりそうですが、日中は風もなく穏やかで、それはそれは多幸感を味わえる日になるのではないのでしょうか。
観天望気的にも晴れです。
勘が鋭い明日が非番の隊員たちは、どこの山に行こう、どこのスキー場に行こう、と計画に余念がありません。
抹茶抹茶どんどんは出勤です。
大好きなパトロール仕事ができるので、良しとしましょう。
カンカンとスコップの音がするので覗きに行ってみると、カフェなんとか隊員とマッキなんとか隊員がマットを掘っていました。
マッキなんとか隊員は時にゼネコンなどと揶揄されていますが、自らしっかりスコップをふるっていました。
ようやくマットを上げなければならないほどの積雪になりなしたが、まだまだこんな程度では春まで持ちません。
マッキなんとか建設からの発注が続くような降雪をこれからも期待したいです。
そんなカフェなんとか隊員が「コブを上手く滑るにはどうしたら良いでしょうか?」と質問してきたので、
「慣性の法則を学びなさい」と禅問答しておきました。
感覚派のtkoなんとか隊員も「いやー、雪があるって素晴らしいなぁ。」と、しみじみ言いながら、楽しそうに作業していました。
今日はそんな彼に色々と助けてもらいました。
感謝しつつ、抹茶抹茶どんどんも午後の作業、巡回に散っていきます。
疲労感も心地よく、最終に出ていく足取りも軽やか。
夕方にはガスは完全に抜けて、アナグラから出ていく隊員たちの向こうには白馬の山々が白く輝いていました。
まだまだこんな日が続けば良いなと思わずにはいられない、キレイな夕方でした。
(心配ないからね。必ず最後に愛は勝つ。)そんなフレーズが頭をリフレインしています。
家に帰って缶ビールをプシュッとしたら、私達の今日は終わり、
明日の朝、ブーツのバックルをバシッと締めたら、私達の明日が始まります。
その繰り返しなのです。
完
(最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ)
明日も皆様を安全第一でお迎えします。