漕げ漕げ漕げよ、ボート漕げよ@抹茶抹茶どんどん2020.02.25
あー、もう2月も終盤かぁ。
こんばんは。
抹茶抹茶どんどんです。
数日、東京に戻って向こうで仕事のような遊びのようなことをしてきましたが、帰ってきた白馬の景色はいつもと変わらず抹茶抹茶どんどん(とピンキー)を迎えてくれました。
帰ってきてもっと劇的に白くなっていれば良かったのですが、劇的に雪が減ったわけでもない。
どんな感じかと妄想が膨らんでいましたが、現状維持。
そんな現状維持な五竜の今日の朝の準備は、いつもの清々しい景色の中でスタートしていきました。
ぼんやりとした「白くない」白馬の里を背景に、慎重にネット張りをする新人隊員のなんとか芋。
彼はイケメンなので、今度マスクはぎデスマッチを挑んで顔を奪ってやろうと考えています。
本日の圧雪面は難しいバーンコンディションに五竜の圧雪隊もやや手こずった感が伝わってきましたが、それでも仕上げてくるあたりはさすがの一言。
エッジが噛めば気持ちよくターンすることができます。
バンブーが喜びそうなグランプリコースでしたね。
一見キレイに仕上がっていても、下山コースでは稀に浮き石が顔を出します。
それを可能な限り朝イチに拾います。
抹茶抹茶どんどんはワクワクしながら拾います。
この路傍の石たちの中にも、磨けば光る「ダイヤモンドの原石」が転がっているかもしれません。
手に取ったこの石は磨けば光るでしょうか?
五竜の新人隊員達も磨けば光るでしょうか?
でもこの石は磨いても光らなそうなので、さっさと遥か崖の下に向かって投げました。
そして、音もなく転がっていきました。。
エキスパートコースは青氷でカッチカチになっている部分もあります。
こちらは望まないのによく磨かれてツルツルです。
ここで練習すればディアバレーで行われるモーグルW杯に出られるかもしれません。
そのつもりのない方は分岐で間違えずにウッディーコースへとお進みください。
間違えて入り込んでしまうと、音もなく転がって行ってしまうかもしれません。
青空だったのも午前中まで。
なんとなく高曇り。
多くのゲストのにご来場いただいた三連休が明けて、ゲレンデも落ち着いた感じ。
初めて白馬五竜スキー場を訪れた皆様、どんな印象をお持ち帰りになりました?
雨だったり強風だったりガスだったり、コンディションの決して良くなかった三連休。
こう書き連ねるだけでも、あまり良い印象は持てなかったかもしれません。
それでも楽しかった、と言っていただければ大変ありがたいことですが、悪いコンディションにネガティブなイメージをお持ちになった方も多くいらっしゃったと思います。
また、他のエリアのスキー場が雪不足でオープンできない状況の中で、ホームゲレンデを離れ白馬にお越しになった方々もたくさんいたことかと思います。
そんな皆様には残念な三連休となってしまいましたが、どこまでも青く晴れた日、雪がたくさん降ってふかふかな日、穏やかでのんびりした空気と雄大な景色に囲まれる日、
そんな絶好のタイミングで皆様をお迎えできる日も必ずあるかと思いますので、また是非白馬に足を運んでいただければ幸いです。
(もちろん標高が高く、風の通り道なので、荒れるのも白馬のポテンシャルの一つですが、、)
午後は予報通り天気が崩れてきて、上部は雪が舞い、下部は雨のような雪のようなモノが降ってきました。
天気が変わりやすい。これも抹茶抹茶どんどんが持っている白馬のイメージです。
でもこの雪(のような雨)が結構しっかり降っていたので、夕方にはあの強烈な青氷のエキスパートコースのコブたちが、柔らかな気持ちの良い丘に変わっていました。
思わず巡回であることを忘れて(いつもか)、誰もいないエキスパートコースを攻めたりする抹茶抹茶どんどんなのでした。
(そろそろ明日の天気予報が出るころだな)と、ワクワクしてゴンドラ山頂駅の本部に戻りました。
誰かが書いてくれたホワイトボードに明朝までの天気予報が記入されています。
決して最後じゃなかったパウダー?新雪?が皆さんを待っていますよ。
“たった15cm”なので底付きはあるかもしれませんが、フレッシュスノーは良いものですよね。
まだまだこれから少しでも降って、春になるのはまだまだ待ってもらいたいものです。
ぼんやりとした「白い」白馬の空を背景に、慎重にネット片付けをする新人隊員のなんとか芋。
彼はイケメンなのでうんたらかんたら~
そういえば、最近ゲレンデで声を掛けていただくことが特に多くなったように感じます。
「パトロールブログ楽しみにしてます!」
「いつも読んでます!」
などなど、本当にありがたいことです。
なかには「抹茶抹茶どんどんですよね?」など直撃の方もおります。
隠そうとしましたが、「におわせ過ぎでバレてますよ!」と追撃もいただきました。
このブログを通じて皆さまに、白馬五竜スキー場はもとより、我々「五竜パトロール」を知ってもらえるならば、これも大変ありがたいことです。
でも文章と一部のよくわからない写真だけでのお伝えなので、一部の方々にはイメージや妄想が広がってしまっているようです。
残念ながら本当の私達は至ってフツーで、ただのスキー好きな人達です。
ミスターオネスティーでもなければ、鎮痛剤とエナジードリンクが手放せないヨボヨボ老人でもありません。
(イケメンは本当)
当の抹茶抹茶どんどんも、若くて清々しく、たまに天気予報を見誤るお茶目なパトロール隊員と思われているようですが、
実はもっともっとダーティーなんです。
ダーティーハリーでいったら、キャラハン刑事なんてもんじゃなく犯人のスコルピオくらいダーティーな若手隊員なんですよ。
さて、今日もスクールバスの中で漕げ漕げボートを歌いながらアイスクリーム工場に見学に行こう。
(さてそろそろ家に帰ろう。)
そんな我々ですが、またゲレンデで声を掛けてもらえれば幸いです。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。