皆さん今晩は枯木です、寒の戻りの今日このごろ如何お過ごしですか？

本日の五竜は昨晩からの降雪が１５cmほど有り、雪は日中も降り続き１５cm、都合３０cmほどの積雪増となりました。上の写真は９時ころの積雪計です。

スキーブーツも埋まってしまうほどです、

景色もすっかり冬に逆戻り、気温もアルプス平で－７℃で寒い１日でした。今年三本の指に入るくらいの良い雪で、パウダー用の板をお持ちになるお客様も多く見かけました。

寒々とした写真ですが、最近かなり厳しくなってきた下山コースには、本当に恵みの雪となりました。今年は不思議なことにもう雪が無くなる、あと１日この状態が続くともうだめだ！となると雪が降りなんとか今日まで来ています。残念ながらナイター営業は昨日で終了してしまいましたが下山コースも維持出来ていて、有史以来初めてと思われるほどの少雪の今年ですが奇跡的に営業を続けることができています。

午後になると少しだけ青空が覗いていました、とおみゲレンデでは初心者の方々がモコモコになった新雪に苦労しながらも、楽しそうに滑っていらっしゃいました。ただ今日の雪は引っ掛かり易く、ケガをされる方が来場者の割には多くいました。雪の状態が悪い（上級者には今日の雪は良かったのですが・・・・！）ときは無理をせず、休憩をしっかりとりながら滑走をお楽しみください。

今日の積雪がトータルで３０cmを越えたため、急遽最終終了後にテストスキー（雪崩管理作業）を行いました。結果は雪の状態は比較的安定しており、大きな雪崩はおきませんでした。枯木は今年初めての作業（今年は少雪のため今回が２度めなのですが）だったのですが、やはり雪崩用のエアバッグを背負い作業エリアに入るときは緊張しました。

もうシーズンも終盤となってきました、他の部署ではそろそろ任期を終えて帰る人たちも出てきました。パトロールでも新人が１名任期を終えて、新しい生活へと旅立つようです。春は別れの季節でもあります、枯木は湿っぽいことが大嫌いなので、そんなときでも大笑いをするのです。やはりそれは昔から言われ続けた、「男は涙をみせるな」があるのでしょう、間違いなくドップリと昭和の男ですからね。明日からも大笑いを続けますよ、笑いは健康にもいいらしいですしね！！

我が袖は　潮干に見えぬ　沖の石の　人こそ知らね　乾く間もなし