前奏、禅僧、全層@枯木2020.04.01
皆さん今晩は枯木です、雨のエイプリルフール如何お過ごしですか。
五竜も今日は終日雨、お客様も少なめの1日でした。ただ昨日までのストップ雪は解消され、滑走性の良い雪となりました。
昨日撤収作業が済んだエキスパートコースは、
この通り、「昨日撤収しておいて良かったーっ!!」という状態になりました。
昨日でレギュラーシーズンは終了となり、今日からはリフトの営業時間も春のシフトとなります。各リフトは少し営業時間が短くなりますので、お確かめの上ご来場ください。
そしてパトロールも本日から春体制、人員も半分以下の6名となりました。3月の上旬には、今年こそは下山コースは3月中旬には閉鎖(去年も同じ様な事を言っていましたが・・・!)だろうと話し合っていましたが、15日過ぎに雪の日が続き今現在とおみベースまで滑って降りることができます。本当に奇跡的な雪の降り方をしてくれたため、現在に至っています。
ですので滑れる範囲はハイシーズンと変わりなく、つまりそれは朝立てる設置物は変わらず設置しなければならないことを意味しています。今日も朝から決して若くはない隊員(若者達は任期を全うしそれぞれの場所へと旅立ちました)達が大汗をかきながら、それらの設置物をなんとかテレキャビンの営業開始に間に合うよう立て終えることができました。
ネット張りは1日の前奏のようなものです。
ウッディー出口もかなり雪が減ってきました。
パトロール室は昨日までの賑やかさとは一転、さしずめ禅僧が座禅をしているような静かさでした。
1番(上から各設置物を立て、とおみゲレンデのチェックをする事)を済ませ、テレキャビンでパトロール室に上がる途中、ウッディーで全層雪崩がおきていました。毎年だいたい同じ場所で起きるので、バリアテープで規制しているので大事には至りませんが、ウッディーコースでは法面の下では止まらず、早くとおみゲレンデへ移動してください。
さて今シーズンもいよいよ最終盤、ラストスパートとなってきました。毎年この時期になると決まって持ち上がる枯木の来期の去就問題、昨日のマッキナ君のブログでも触れられていましたが目が離せないですね!
いずれにしろ今シーズン終了までには、このブログで発表いたします。(だれもそんな事気にしていない、といわれそうですが・・・!)
有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし