賭け事は負け続けてるので、そろそろ反動で宝くじが当たる気がする黒メットです、こんばんは。

 

営業最終日もいつもココから。

もくもくとした雲海とその上にもう１段の雲の層。

雪面は固めでちょっとだけ新雪の白粉が乗ってました。

グランプリコースを見上げれば青空も。

ピシッと圧雪されたグランプリコースが

営業開始の頃にはちょこっと緩んでいい感じに。

 

その後は緩やかに気温が上がり、ザブザブのザラメ雪に。

そうしたらコブを楽しむ皆さん。

 

そして、見え隠れする北アルプスの山並み。

昨日のようにスッキリとは晴れませんでしたが、

強い風もなく、視界も抜けていて、板が走る雪質。

 

午後にはなごり雪のおまけ付き。

お地蔵さんもまだ寒そうです。

 

アルプス平ゲレンデは穏やかに時が過ぎていました。

 

ちなみに、とおみゲレンデもある意味穏やかに時が過ぎております。

滑走者が少ないので、お隣のいいもりゲレンデで春の恵みを貪る猿の群れをのんびり眺められます。

 

まぁ、なんで滑走者が少ないかって、

雪解けが進んで、下山コースのコース幅がいよいよ狭くなってきたからです、はい。

（本日の脳内BGMは中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」）

龍の背中には逆鱗なるものがあるそうで、

龍の背中のようなとおみゲレンデには板転がしになる「石」というものや「ただの穴」があります。

そりゃ、滑走者も少ないです。

 

今日はなんとかつながっていた龍の背中も、

所々のクビレでそろそろブチ切れそうです、はい。

 

それでもなんとか今日まで保ってくれた事には感謝ですわ。

 

 

当たり前につながっている下山コースが、

雪不足で当たり前じゃなくなるかもしれない。

 

雪不足だ、コロナだ、となんだかいつもと違うシーズンと感じますが、

実は毎年まったく同じ事は無くて、毎年いろいろな事が起きております。

振り返れば、あんな事やこんな事もあったよなー。

（お時間有る方は、過去ブログをご覧ください）

いつもなんだかんだと乗り越えて来ました。

 

 

今日のような、なんでも無いような日が幸せを感じさせてくれます。

（ココまで執筆中のBGMは「ロード」でお送りしています。）

 

今シーズンは今日で営業が終わってしまいますが、

春になって来ているということは、いつかまた冬は来るはず。

 

今を乗り越えて、また来シーズンを迎えたいですね。

龍の背とはいきませんが、

いつかまたゴンドラとリフトに乗って滑れるかなー。

 

とりあえず、僕らは明日以降はしばらくお片付けに追われます。

しっかり片付けて、次に滑れる日につながると良いな。

（抹茶さんの宝物（石ころ）はどこに片付けるか、それが１番の問題なんですけどね。）

 

 

さて、

今シーズンも僕らのパトロールブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

多くのコメントありがとうございます。

ゲレンデで「いつもブログ見ています」のお声がけ、ありがとうございます。

おおいにはげみになりました。

 

来シーズンにゲレンデやWEB上（ブログ）でお会いするまで、

みなさんお元気でー。