かくかくしかじか@黒メット2020.12.22
指先が乾燥しすぎてタブレットが反応してくれない事がある黒メットです、こんばんは。
冬至を過ぎたばかりで、日の出が遅い今日のこの頃。
モルゲンロート気味のゲレンデに向けて、
ゴンドラ乗車で、いざ出陣。
おや?キレイに圧雪された雪面が足跡だらけじゃないか。
誰かいるだ?とよく見たらナニカの獣っぽいな。
雪もようやく落ち着いて、活発に動き出したのかーな?
なんて思いながら、始業点検へ滑り出し。
ダイナミックコースに今季初の圧雪作業が行われ、
いよいよもってハイシーズンの感じが出てきましたね。
※
圧雪作業の入る場所や幅などは、雪や機械の状態で予告なく変更になる事があります。
ご理解いただけますよう、お願い致します。
さて、くだんの足跡の現場へ到達…
…する前に先行している隊員からゴンドラ乗車中の隊員へ一報が…
「鹿が沢に逃げ込みました。コースに飛び出さないか、ちょっと見てください」
ん?
鹿??
カモシカじゃなくて鹿?雪国にいないはずの鹿ですか?
ゴンドラ乗車中の隊員が撮影。
はい、確かに二ホンジカですね。
いつものカモシカじゃなくて鹿。雪国にいないはずの鹿です。
とはいえ、ここ数年は白馬村内でも見かけることが多くなった、鹿。
確かに、不意にゲレンデに飛び出してきたら危ないな、という事で、
行き先を告げる無線が飛び交う朝とあいなりました。
あーだこーだと、沢へ斜面へもがきにもがいた鹿さんは最終的にスキー場外へご退場。
残ったのは無数の足跡だけ。
なんだか鹿は雪国の動物のイメージが無いもんで、違和感があるんですよね。
こちらのウサギとキツネの足跡の方がなんだか落ち着きますわ。
さて、そんなゲレンデ状況とはかけ離れた話はこの辺りにしておいて、
本日のゲレンデはというと、
一言でいえば、「サイコー」でした。
良質な天然雪と青空。
まぁ、「良きかな、良きかな」です。
まぁ、気持ち良いので、ついつい飛ばしちゃったのでしょうね。
本日、滑落者が多かったです。
幸いにして、大きなケガにはつながりませんでしたが、
一歩間違えば大惨事になりえます。
しっかりと、コントロールできる範囲で滑ってくださいね。
大雪の片づけと、次回の降雪に備えて、
僕らを含めスキー場スタッフは仕事がいっぱいです。
こちらはリフト搬器がほとんど埋まっちゃた運休中のリフト乗り場の除雪作業の様子。
年末年始に向け、がんばれリフトマン。
何はともあれ、今日もあーだこーだしているうちに黄昏時となり、
東のお山のアーベントロートを眺めながらの最終点検となりました。
日の当たった雪面は表面が少し融けて、雪質が変わり始めていました。
明日以降は斜面の向きによって滑り心地が違うかもしれません。
お気をつけてご滑走を。