お祭り@抹茶抹茶どんどん2021.01.30
こんばんは。
1月最後の土曜の夜。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
抹茶抹茶どんどんはそんな土曜の夜にブログを書いて過ごしています。
今朝の五竜は雪崩管理からのスタート。上部で40~50cm程度の降雪または吹き溜まり。
ウインドスラブ祭りになるかなぁ、なんて考えながらキャビンに乗り込みました。
(ウインドスラブが何であるかは、雪崩探究者にお聞きください。)
ふと前を見ると桃色おじさん隊員がピンクのバラクラバを装着しているではないか。
そう、普段裸眼の桃色隊員がゴーグルとバラクラバを装着するほどの今朝の山頂の気温は、ズバリ-10℃&暴風。
しかしこのスタイル、スキー場でなければただのヤバ目のおじさんですが、スキー場なら許される。
特にPINKYなら尚更。
通称「アルマゲドン」
テレキャビン山頂駅のシャッターを自分たちで開けて、雪崩管理がスタートしていく。
お祭りに行くような高揚感が、このシャッターの効果的な演出が加味されることで、更に増し増しに。
でも今朝は、いつもなら、やれアルマゲドンだの、やれマルハゲドンだのと騒がしいシルバーさんが後方支援だったので、いつもより何倍も静かで、その高揚感も半減でした。
やっぱり大事なシリーズにはお祭り男が必要ですね。
高揚してようがしてなかろうが、作業は粛々と進み、無事に終了。
強風の影響でホワイトアウトしてしまったり、吹き溜まりや雪庇が壁のようにそびえ立っていたり、作業工程が多くなってしまいゴンドラの運航開始が遅れましたが、ご容赦ください。
最後にコース脇の松の木だか杉の木だかの間を通って、圧雪車を安全にピットまで送り届けるその後ろ姿。
まるで最後の番人か鬼か、という風情です。
春のパン祭りはまだ先ですが、オープン後のアルプス平はパウ祭り。
風の影響でパックされたパウダーは滑りやすいコトこの上ない。
底あり沼だったので、埋没の心配もない。
どんなポジションでも楽しく乗れるパウダースノーでした。
そんな楽しそうなゲストの皆さんを横目に、抹茶抹茶どんどんは(またここに来てしまった)とブツブツ言いながら、パプリカポイントのロープの手直し。
風の影響でおまつり状態のロープをほどいたり、直したり。
今日はパプリカを熱唱するまでもなく、ちょちょいのちょいでアジャストして本部に戻りました。
しかし、終始怪しい風が吹き続けるアルプス平。
自慢のコースマップ看板も風で煽られてしまうので、もはや山の向きなどと言っていられない。
各所のリフトもこの風には耐えることができずに、一つ、また一つと運休になってしまい、最終間際にはアルプス平の全リフトが運休となってしまいました。
せっかくの土曜日に残念。
お祭り気分から一転、変則的な最終に備えます。
一転、下界は強風などどこ吹く風。
新人のインジェクション隊員がパークの整備をしていました。
何人かいる新人隊員の中でも、彼は黙々と作業をこなしていきます。
ナイスガイです。
様々な新人隊員がいます。
フェス命みたいな隊員、メルカリに熱心な隊員、みんな個性派です。
明日はそんなナイスガイとサンライズ当番です。
もし、抹茶抹茶どんどんが寝過ごしても、一人で頑張ってください。
君ならできる。やればできる!
そんなこんなでバタバタと最終。
急な青空は風の強い証拠。
本日は落とし物祭りや板流し祭りがあちこちで発生してしまいました。
皆様、ポケットのチャックや板を脱ぎ履きする瞬間など、どうかご注意下さい。
明日の五竜は明け方まで雪。
5~10cm程度の新雪となりそうです。
午後から晴れ間も見えるかも。
風が残りませんように。
遠くを見つめるマッキナ氏。
彼は今シーズンはブログの文章量が激増しています。
何かあったのでしょうか?
何かあった、と言えば、珍しく、本当に珍しく、本日の作業でコケてしまった抹茶抹茶どんどん。
抹茶「風で叩かれてガリガリだったんだよ!」
黒メット&桃色「ゲラゲラ、ゲラゲラ」
抹茶「だから、格好よく当て込みにいったら☆▼◎※!」
黒メット&桃色「ゲラゲラ、ゲラゲラ。大爆笑とはこのことだ」
彼らは明日、血祭です。
さてそんな血生臭い話はあとにして(明日な、明日)
先日のオーストラリアデーで飾られたベイマックスにもたれかかる抹茶抹茶どんどん。
祭りのあとの余韻を一人楽しみながら、ナイター最終搭乗したのでした。
(あー、早く賑やかな日々が来ないかなぁ)
明日も皆様を安全第一でお迎えします。