持続可能社会@抹茶抹茶どんどん2021.03.01
ヤーマン
桜三月、そうです今日から三月なんですね。
月日が巡るのは本当に早いもので、抹茶抹茶どんどんも無事に三月になりました。
皆さんはどんな三月になりましたか?
無事に三月を迎えた五竜の朝。
山々は霞たなびきながら、鎮座ましまして連なっています。
昨日よりも春霞が強め。
どこまでも続いていくコーデュロイバーン。またはコールテンバーン。
こちらの山も遥か彼方まで連なっています。
アルプス平では朝から硬すぎず、また緩み過ぎることなく、午前中は良いコンディションが続きました。
そんなことを書くとまるで春営業の五竜のゲレンデのようですが、まだまだようやく三月に入ったばかり。
「みんなが春になるなる言ってるから春になるんですよ~」と、おぜそナントカ隊員が独特の感性で訳の分からない事を言っているのですが、それは置いておいて、まだまだパウダーが来ることを望みましょう。
春は4月からで良いです。
そんな感じで のんびり写真を撮りながら 出せる限りの最大の速度で朝の準備しながら降りていくと、例のおぜそナントカ隊員が林道のネット張りに汗をかきかき勤しんでいました。
(感性は独特だけど頑張ってるねぇ。入隊した当初は大丈夫かな?ってみんなに心配されてのになぁ。継続は力なりだなぁ。人の成長は云々かんぬん)なんていつもの上から目線で、そして決して手伝うことなく眺めていました。
ひとしきり別方向の写真を撮ってから振り向くと、まだおぜそナントカ隊員のガードレール作業が遅々として進んでなかったので、
抹茶「おぜそ君!遅いことは牛でもできるよ!」
と牛への差別発言でエールを送ってから、逆方向のエキスパートコースへと踵を返した抹茶抹茶どんどんなのでした。
どこまでも、そして毎日毎日続くこのガードレール工事にも根をあげることなく、これからも頑張ってもらいたいものです。
もちろん(あなたももっと手を動かしてくださいよ)という無言のオーラも感じましたけど。
そんなおぜそナントカは置いておいて、平日になり、落ち着いた雰囲気の五竜になりました。
いつまでもこんなコンディションで滑れたら良いな、なんて思わせる景色と陽気の一日でした。
ゲストの皆さんもとても楽しそう。
山屋さんも、山スキー屋さんもとても楽しそう。(そりゃもっとパウダーがあれば良いに越したことはないけど)
こんな日に限って、いつまでスキーを、いつまでスキーパトロールを続けていけるのだろうか、とアルプス第一リフトに乗りながら色々な思いが去来する抹茶抹茶どんどんなのでした。
白馬の里も、遠く小谷、糸魚川方向もまだまだ雪景色。
その手前のアドベンチャーコースの産業遺産も良い味出してて個人的には大好きです。
そして、今日非番の隊員は雨飾だったかその裏だったかで、登って滑ってるようなので、凝視してみました。
ああ、いました。いました。
良く見えます。
ケガしないように無事に帰ってきてね、とエールを送っておきました。
いまや五竜のメインキャラクターとも言えるスカイ4前の「なんとかマックス」も、少し見ないうちにずいぶんと形が変わりましたね。
継続してシェイプを行っているリフトマンに脱帽です。
我々も仕事を続けます。
枯木隊員と倒木の枯木をチェックし、
若木隊員と処理しました。
彼が頑張っている間、暇だったので 年輪を数えてみました。
幾重にも連なるその年輪。
この木の人生そのものを表していますね。
いくつだったかは覚えてませんが、抹茶抹茶どんどんとさして変わらない樹齢だったようです。
今年の年末年始の深々と降る雪の降り方、または秋のうちに冬への備えを怠ったか、なんらかの理由で弱って倒れたようですが、つまりはまだまだ若いのに倒れてしまって残念だ。ということを伝えたかったのです。
切れないチェーンソウを早々に諦め、手ノコでコツコツと頑張っている彼を眺めながら、そんな事を考えていたとてものんびりした午後でした。
これを優雅と言うのでしょう。
そして本日も楽しい日々はあっという間に最終に。
ちょっと野暮用で遅れて最終に合流したのですが、まるで「これは抹茶マターね」と言われているかの如くのネット撤収現場に遭遇してしまいました。
「ゲゲ!ジーザス!これも今朝おぜそナントカ隊員を無用に急かした因果応報か」と一人、輪廻についてブツブツ言いながら、何枚あるか途方もないネットを撤収していると、無線の向こうから「エキスパートコース、ゲストクリアーです!」と意気揚々とおぜそ隊員の声が聞こえてきて、更に絶望感に磨きがかかるのでした。
※エキスパートコースの最終はネット撤収はしないのです。。ブツブツ。。
長く伸びる飛行機雲。
気象予報士じゃなくても分かる観天望気。
明日は、正確には今夜遅くから雨です。
午後には急激に気温が下がって雪になるようですが、水っぽい状態から一気に凍るような感じになるのでしょうか?
それはご勘弁願いたいところですが、天気のことばかりは私たちにコントロールできません。
私たちにできる事は、この楽しく素晴らしいスノースポーツをサステナビリティに、自分達のこれからに、そして後世に残していけるように、小さなことからコツコツやっていくことなのでしょう。
日没が迫る。
白馬五竜のナイター営業は再生可能エネルギー100%です。
詳しくはHPへ。
いつの日かそれがスタンダードになり「え?そんなの当たり前でしょ。」という感覚になっていけば、それが真のサステナブルなんでしょうね。
朝から猿か犬?の爆弾を処理する枯木さん。
「担当の俺がやるしかねーな!」とスコップを振るっていました。
「外の林に埋めたわ!これが俺たちのSDGsだな!」と達成感で満足そうでした。
※第一発見者の抹茶抹茶どんどんは報告担当なので作業はできません。いつもありがとうございます。
春に向かって動物たちも活発です。(もしお散歩の犬なら本当にやめてくださいね。知らんけど。)
そんな枯木さんとゲラゲラ笑いながら上がっていくと、人気者のアイツも朝から地産地消で頑張っていました。
彼らはいつだってSDGsなんですよね。
さて残りシーズンも短くなってきましたよ。
明日も雨だけど滑って滑って滑りまくろう!
それが私たちの幸福度。
※最後は汚ねー画像ばかりでごめんなさい。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。