天気次第で@GAN.2021.04.05
昨日までの雨は収まり静かな朝です。気温も山麓までやや低め(朝は+3℃山麓)雪面も表面だけですがパリパリと凍った音がターンの度にする感じで、静か~なゲレンデに響いていました。このくらいまで温度が下がってくれれば、滑走性は良く雨天後の湿っているけど滑りやすい典型的なコンディション。視界はダメダメでしたがゲレンデ維持にはとりあえず現状維持となりそうな一日の始まりでした。
朝一番の点検後、山頂付近はガスがぬけそう・・・でぬけない。
そんな午前中で、自分達は昨日クローズしたエキスパートコースの撤収作業とオープンしているコースの巡回を交互に行っていました。
設置物もシーズンお疲れ様と言ったところでしょうか・・
(もっとたくさんあるのですが一部代表で)
撤収作業に活躍してくれるスリング達・・
順調に撤収作業は完了し巡回、昼前はまだまだガスガスです。
少しずつ見えてきたゲレンデ。でもダメダメ・・・
それでも、気温は低いままで推移していたので「今日はごめんなさいだけど、ここのトコロの融雪が進む状況よりいいかなぁ」とおもっていると・・・
午後に入りようやく視界回復。それも「今までの雲は?どこ?」と思う程の晴天が広がり「ああ・・山はすごいなぁ」とまた改めて思わせてくれました。
ホント嘘みたい
そして、滑りやすさは「そのままで」という美味しい状況。空気もヒンヤリとして気持ちいい。今日の午後は、ここ数日で一番のコンディションと感じられるとても良いひと時となりました。
とおみゲレンデもバッチリ滑りやすかったです。
まぁ営業終了前の
荒れたままバリバリになったゲレンデはご愛嬌・・・ですが・・・
明日もコンディション継続に期待したいものです。
さて、少し話は変わり、この頃(というか、この時期毎年・・の事)
多くの方から「今シーズは・・どのくらい?までいけそう?下山コースは?5月連休までアルプス平は?」的質問を投げかけられるシーズン恒例の・・儀式?
10年ぐらい前は「あのあたりの雪の量が・・・なのでとか、予報がこんな感じなので・・・だいたいこのぐらい?」と返答をわりとちゃんとしていたように思うのですが・・
この頃はそんな予想は天候、気温次第でどうとでも変わってしまうと実感していて、「天気次第・・だね~」と何ともあいまいな返答しかしていません。
それだけだと、せっかく質問してくれているのに、ちょっと「ごめんなさい」って感じなので、遡って下山クローズ日を調べてみると1位は4月22日の3回、後はバラバラでした・・・(なんだそれ)
なので、この場を借りて、今後の予想。自分的に下山コースに関しては今週末まで行けばいいかな?と思っていて、その日に近いシーズンが2006~2007の4月10日、2008~2009の4月13日、2012~2013の4月16日でした。ちなみにアルプス平はゴールデンウィークまでいずれも営業できていましたよ。
(過去のブログでは2016が5月3日で終了で期間途中での雪切れはこれだけ、昨シーズンの終了は例外として・・雪はあったのに・・)
下山可能な状況は記憶ではもう少し日にちの偏りがあると思っていましたが、「記憶なんて曖昧」でした・・今シーズンの春は3月中旬からほぼまとまった降雪がなく融けてばっかりな日が続いて、雨も多い、上下の差がとても顕著、写真やその他記録で他のシーズン共通点を探しても・・現状が似ている3シーズンも3月や4月に降雪が有ったりしているので似て非なるもの・・・結局今後の予想は「天候次第で」としか言えないのが一番正直で正解なのかなと再確認するに至りました。「ごめんなさい・・。」
とういうことで、雪があるうちは、滑れる時に、滑りましょう。
ではまた明日。