シモ注意報@枯木2021.04.24
皆さん今晩は枯木です、ゴールデンウィーク前の週末いかがお過ごしでしょうか。
本日の五竜は朝から良い天気、
7時40分のアルプス平駅の気温はなんと10℃、一番の時点で雪面は緩んでいて大汗でネット張り等の作業を行いました。
各スキー場がクローズし開いている所が少なくなった為、更に週末という事もありここ五竜スキー場にも多くお客様にご来場いただきました。
ただ本日は気温が上昇したせいか雪質はいまいちで、全体的にストップ雪でした、更に
法政小屋の周辺は一面スプーンカットのストップ雪というありえない状態で、ただでさえスキーが下手くそな枯木には手の負えないシチュエーションでした。
グランプリコースのテクニカル側のウェーブをアルプス第4リフト線下から眺めると、まるでそれはアマゾン川の三日月湖の様相を呈しています。
その横では基礎スキーのキャンプに参加された方々が、真剣にレッスンを受講されていました。
実は私事ですがキャップを新調いたしました、五竜キャップです
後頭部側は英訳で五竜と書いてあります、通気性が非常に良く今日のような暑い日には最適で大変気に入っています。(残念ながらこれは枯木オリジナルでエスカルのショップでは販売していません)
上の写真はアルプス第3リフトの乗り場ですが・・・・・
この写真は去年・・・・・、手前の小屋を撤去して乗り場周辺が広くなっているのです。今更、なのですがお気づきの方も、そうでない方も今一度チェックしてみてください。
ウッディーコースのBカーブとCカーブの間、テストスキーエリアで言うとP地区ですが先日全層雪崩がおきました。例年もこのエリアは落ちやすく、春になるとパトロールは神経質になりコースをロープ等で規制しているのですが、今年は雪崩と地滑りが同時に起きたようで、木が根こそぎスライドしてコースを塞いでしまっています。(もちろん既にウッディーコースは閉鎖しています)コースオープン中はこのような状況にならないようにチェックしていますが、更に注意深く巡回、コース整備をしなければ、とパトロール一同再認識させられました。
ここ数日白馬村では霜注意報が発令されています、日較差大きいことも全層雪崩の一因なのでしょう。
シモ注意報といえばパトロール本部では毎日発令されていました。というのもシモネタの苦手な新人が一人いて、彼がパトロール本部にいる時半ば冗談で”シモ注意報発令”と皆で言っていたのです。枯木もどちらかと言うと苦手なほうなので、彼がいる時は少しほっとできたものでした。
あの賑やかだったころが既に懐かしく感じてしまう、今日この頃です。
久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ