復活@枯木2021.12.02
皆さん今晩は枯木です、師走の木曜日いかがお過ごしでしょうか。本日の五竜は昨晩からの降雪がアルプス平で20㎝以上あり、とおみゲレンデでも10㎝積もりました。
昨日までのとおみゲレンデとは大違いです
昨日の絶悪の状態から恵みの降雪でかなり良い状態に戻りました。朝一はかなり風が強く、一時はアルプス第1ペアリフトと47のラインEが運休になりましたが、程なくして風は収まり10時過ぎには運転再開となりその後は穏やかなスノースポーツ日和と相成りました。
アルプス平上部は風が巻いていました
グランプリコースの未圧雪部は膝下くらいのパウダースノーとなり、多くのパウダーフリークが楽しそうに滑走されていました。
パトロールも来る下山コースオープンを前に、鋭意準備を進めています。が、昨日未明の大雨のダメージはかなり大きく、今回の降雪をもってしてもまだ厳しい状況です。今週末の寒気に期待したいものです。
本日も残念ながらロープを越えて下山コースを下りられた方がいらっしゃいました。下山コースオープン前は雪が少ないだけでなく、各種設置物は未設置ですしパトロールも巡回に入りませんので、ケガをしてしまった等トラブルがあった場合に、パトロールが迅速に対応できません。またアキヤを使用しての搬送が困難な可能性が高く、それらを勘案するとリスクの高い行為だということがお分かりいただけると思います。繰り返しになりますがロープを越えての滑走はおやめ頂くようお願いいたしします。
パノラマコース西廻りからみた白樺越しの五竜岳です
そして白馬三山、雄大な景色を眺めながらスノースポーツが楽しめるのがここ白馬の大きな魅力です。その魅力を最大限楽しめるように、ルール(そんなに厳しいものではなく割と一般的のものです)を守って頂き、ほんの少しだけでいいので注意看板等を気に掛けてければと思います。
最終が終了しパトロール本部に戻るころ白馬三山に夕日が当たっていました、こんな素敵な景色を眺めながら仕事ができる幸せを噛み締めながらスキーを走らせていました。
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣打つなり