舞う雪と漂う霧@黒メット2021.12.22
千葉じゃないけど地元の名産は水と落花生だったりする黒メットです、こんばんは。
〇本日の白馬五竜の空模様
天候:雪(終日)
気温:-2℃ → -3℃
降雪:夜間:3㎝ 日中:0㎝
風:微風~ごく稀に強風
その他:霧も有り(ほぼ終日、視界不良、ごく稀に視界抜けて太陽見えた)
お客さんの入り込み:まぁまぁ
今日はふわふわと雪が舞い続けました。
積雪の増加はさほどありませんが、
昨日の暖かさで腐りかけてた雪面は生き返った感じです。
朝一の雪面にターン弧を描くのはパトロールの役得ですね。
なお、雪が薄い所は薄皮一枚で隠れただけなので、石や枝などなどには引き続き十分お気をつけて。
下山コースでは、まだ新品の道具の使用は推奨できませんねぇ。
しかしながら、気温はずーっと低いままで、雪質は乾いた粉雪で良き感じです。
雪の結晶も、まぁキレイ。
とはいえ、所によっては中身がモナカの様な所もあり、
踏み込んだり油断すると足を取られ、いまいち楽しみきれない所があるのはもどかしい感じでした。
そう、もどかしい理由がもう一つ、視界の悪さ。
ごく稀に視界が抜けて、その瞬間は気持ちいいのですが、
コースの上から下まで通して抜けてることはほぼ無く、あぁ、もどかしっ…。
視界の悪さをもたらす霧はこんな物ももたらします。
霧氷でございます。
ロープやポールが白く染まり、視認性がガタ落ちです。
お気を付け下さいませ。
しゃなりしゃなりと未明から日中の間に降り続けた雪と霧氷はある所でトータルで10㎝ほど。
アルプス平はほどよき柔らかさで滑りやすいです。
ただ、とおみゲレンデは積雪が少ないですし、今日の雪の恩恵は少なかったので、
あまり状態が良くないですね。
とおみゲレンデを滑走される際には、圧雪車が通った跡を見極めて、
真ん中あたりをご滑走ください。
さてさて、最後に皆さまにお願いがあります。
こちらはコース案内の看板が弾き飛ばされた様子です。
気を付けようと視線を送っていただき、確認してもらえるのはありがたいのですが、
人は視線を送った方向に引き寄せられるように移動してしまうのです。
なかなか思い通りに滑走できない気持ちも分かるのですが、
設置物たちは僕らパトロールの分身のような物ですので、
壊されてしまうのは役目を全うした姿とはいえ、哀しくなるのです。
設置物の近くはあまりいい事が無いので、近寄らないようにしてくださいね。
ではでは、本日は冬至だそうですね。
柚子湯に入れるかはおいといて、
しばらくは日が暮れるのが早いので、早めの下山がおススメです。