還暦パトロールの悲哀@枯木2022.01.29
皆さん今晩は枯木です、1月最後の土曜日如何お過ごしでしょうか?本日の五竜は3日連続で視界のハッキリしない少しストレスの溜まる1日でしたが、時々クリアーになる時間帯も有りそんな時は頸城の山々がきれいに見えていました。(アルプス側の稜線は1日を通して見えませんでいた)
写真を見てお分かり頂けると思いますが、とおみゲレンデでは多くお客様で賑わっていました。
グランプリはこんな感じでガスが抜けたりかかったりと、目まぐるしく変化していました。
丁度グランプリの標高帯にガスが滞留するような感じでした。
諸般の事情により現在いいもりのアドベンチャーコースを五竜パトロールが巡回しています。上の写真は47スキー場LINE Eの改札付近からLINE Cの終点付近を見上げた写真です、枯木はここを1450坂と名付けています。見た目には分かりにくいのですが結構登っています、ここを板を担いでえっちらおっちら登ります!
この坂を上り切るとここ、47パトロール1450(なぜ1450か?というとなんのことはない標高が1450mというだけの理由なんですが!)に到着です。この先にアドベンチャーコースの入り口の看板が
鎮座ましましています。アドベンチャーコースは1450付近にある三角点から東南東に延びる尾根上がコースになっており、最上級者限定のテクニカルなコースです。アクセス的には五竜上山のかたが47に行き五竜に戻る時の最短コースになり、中々便利なコースとなっています。アドベンチャーコースを巡回していると、いつも見ているとおみ側のゲレンデを違う角度で見られてとても新鮮な気分になります。
初心者や中級のかたはこのコースには入らず、1450の先にあるLINE Eをご利用になり五竜にお戻りください。
ここ1週間ほどはまとまった降雪がありません、やはり季節の変わり目に差し掛かっているようです。これからは雨も降ったりして雪も悪くなりますし、寒暖差も大きくなり年寄りには厳しい状況になってきます。
最終時アルプス第三ペアリフトから東側を眺めた所です。この素敵な風景を眺めながらの仕事を始めてはや16年、齢62歳となりました。始めた頃は体力自慢で、体力では誰にも負けない自信がありました。それが最近では地蔵に登れば息が切れ、ネット張りをすれば若手に後れをとり、悪雪に脚を取られる始末です。それどころか人の名前が出てこない、漢字を思い出せない、ルイージマンションをやってもコントローラーを上手く操作できない、とどうも脳のほうもかなり老化してきてしまったようです。
そんなこんなで今日もまた、1450坂を還暦パトロールの悲哀を噛み締めながら登るのです。
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに