道具のせいにしない潔さ@抹茶抹茶どんどん2022.02.06
こんばんは。
抹茶抹茶どんどんです。
本日もとりとめのない内容をつらつらと書いていきます。
少々、お付き合いください。
サンライズにならない日曜日の五竜のスタートは雪崩管理からでした。
まだまだ2月頭、うす暗い中でテレキャビンに乗り込んで山に入っていきます。
見上げる山頂部は残念ながら本日も視界は悪そう。
くにゃくにゃして準備体操なのか、あるいはガッツポーズか知らんけど、なんか変な動きをしている者。
しもやけかタコ焼きか知らんけど、足を痛そうにしている者。
ストレスをぶつけているのか知らんけど、ストックで設置物をシバキ倒している者。
各々が準備をして雪崩エリアに入っていきます。
サルノコシカケに腰かけている人間。
抹茶「あ、これだこれだ黒メットちゃんが昨日のブログで書いてたヤツは。」
そして何も言わずにニヤリとして腰かけてくれるDE隊員。
こんな感じで以心伝心で本日の作業も滞りなく終了。
営業開始は少し遅くなりました。申し訳ありません。
これもゲレンデ内の安全の確保のため、ご理解いただけますと幸いです。
そんな雪崩管理エリアや滑走禁止エリアについているジグザグの滑走痕は、基本的にパトロールの作業の痕跡です。
決して後を追ってロープをくぐったりしないでください。
サインなどで各所にインフォメーションしております。
来場者全員にご一読いただけると信じて我々も掲出しています。
ルールや方針をフォローしていただければと思います。
さて、魚沼や妙高辺りは本日はすごい積雪だったようですが、昨夜からの白馬に限っては夜間降雪は30~40cm、日中は10cm程度でした。
巡回に出るたびにフルリセット、とはいきませんでしたが、キュキュッと鳴くような非常にドライで低温な良い雪を楽しめました。
ただ、上部はややガスが強く、そして何より寒い寒い一日だったのが少し残念。
上部では寒々とした写真しか撮れませんので、カメラを構えるのも気が進みません。
とおみゲレンデは視界も良好。
日曜日ということで、そこそこ賑わいましたが、ご来場いただいたゲストも皆様も、多くは視界が利くとおみゲレンデをご利用いただいていた印象です。
そんなゲストの方々から「ブログ読んでます」と声をかけていただくことが、以前にも増して多くなったと隊員達が口にしています。
先日、某隊員がやはりブログを読んでいると声をかけられ、
ゲスト「もしや枯木さんですか?」
某隊員「残念ながら、違います。」
ゲスト「では、抹茶抹茶どんどんさんですか?」
某隊員「残念ながら、僕は彼ほど紳士ではありません。」
ゲスト「では、マッキナさん?」
某隊員(まさか、ここでマッキナとは。。)
ということで、白馬三大ブロガーがここに決したようです。
あんな、残業をしたくないからって淡白なブログに終始するマッキナが?
金沢風のカレーでお腹を満たして、午後の巡回、作業に飛び出していきます。
白馬からなら金沢も遠くはないので、そのうちカレーを食べに、そしてカニやエビや、あれやこれやを食べに行きたいですね。
ここにもサルノコシカケ発見。
さて、若い隊員たちよ、ここはどこかわかるかな?
シャア専用ゲルググ(スノーモービル)が長い長い修理から戻ってきて、頬ずりする隊員。
ありがとうございます。この道具で我々の活動の幅が広がります。
抹茶抹茶どんどんも、歩くより、滑るより、動きやすいこのゲルググに乗って、縦横無尽に動き回る日が遂に来ました。
きっと「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」と呟きながら乗る事でしょう。
(それはグフの乗り手のセリフだよ、というツッコミをお待ちしております。)
さて最終間際。
相変わらずアルプス平は寒々としています。
今夜の降雪は5cm程度のようですが、本当?
寒いだけで降らないパターンかもしれませんね。(降って雪崩管理になってしまったらごめんなさい。)
そして明日は天気は回復傾向。
その回復が早ければ、The Dayかもしれません。
オリンピックに触発された皆様の宴が行われるかもしれませんね。
そんな抹茶抹茶どんどんも昨夜のオリンピック男子モーグルに触発された一人。
かつて、少しだけモーグルをかじったことのある抹茶抹茶どんどんも、胸が締め付けられる思いで昨夜の中継を観ていました。
モーグル男子選手の4名、それぞれが白馬や長野県に少なからずご縁がある皆さんでしたので、見ている方も余計力が入りましたね。
(中にははるか昔に対戦したことがある選手もいて、感情がより入りました。)
GWのアルプス平では、そんな彼らの姿を見かける事もあるんですよ!
是非、ゲストの皆さんもGWのコブの猛者たちの競演に混ざりに来てください。
触発されすぎて、リフトに乗りながら、ついつい(グラブってこんなだったっけ?)と板を掴んでみる抹茶抹茶どんどん。
(お、いけるかも!)という感覚になったので、このまま回ってみようと思いましたが、その先には座面からの転落と脱索が待ち受けている事に気づき、我を取り戻しました。
ゲストの皆さんも触発され過ぎには気をつけてください。
そして返す返すも、競技中にストックが折れる不運があったり、涙なしには語れない男子モーグル決勝でしたね。
今でも(あー、なんでこのタイミングで!)と叫びたくなります。
それでも「自分のせい」とコメントできる杉本選手の素晴らしさを感じました。
今後の競技人生に更に期待したくなります。
そう言えば、一昨日の最終で何故かストックが折れてしまい、「なんでこのタイミングで。。。」と聞こえるか聞こえないかのか細い声で嘆いていたしもやけ隊員の姿もフラッシュバックしました。
用具の点検を心に誓う抹茶抹茶どんどんなのでした。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。