たまのBIG購入で夢を見ている黒メットです、こんばんは。

 

○本日の白馬五竜

天候：霧のち晴れ

降雪：夜間０㎝　日中０㎝

気温：８時+２℃　１５時+６℃

風：ほぼ無風、時折西～北の微風

 

昨日の暴風雨から、雨上がりの朝、陽射しを期待してましたが、

霧、ガス、靄で霞な超絶視界不良の朝となりました。

せっかくの春休みでもあり日曜日でもあり、多くの方がご来場されているのに、

残念な感じで、暗中模索なゲレンデとなってしまいました。

 

しかーし、昼前に雲が抜けて、青空が！

これこれー。

 

雨は春霞の素の埃に黄砂に花粉を洗い流して、後立山連峰の稜線もくっきり。

見事な景色を見せてくれました。

 

さらに、雨は雪質も全面ザラメ雪(滑走性良好)に変えてくれ、

ザ・春スキーコンディションが出来上がりました。

圧雪面も未圧雪も心地よくターンを刻めます。

ちなみに、春のザラメ雪のゴールデンタイムは融けはじめと凍りはじめの頃。

短い時間ですが、そのタイミングに当たるとパウダーとは一味違った心地よさがあるんですよね。

 

不整地ではいつもの所にいつもの様なコブのラインが育っております。

コブを上手くつなげて滑れた時の何とも言えない快感はなんなんでしょうね。

 

さて、そんな春スキーを楽しむ皆さんから視点を移して、

雨上りはいい事ばかりではありません。

 

極端な急斜面を見てみると、雪質の変化と融雪で各所でクラックが広がっております。

落雪や全層雪崩の危険が高くなっているな、と考えられるところには規制をしたりします。

スピードをしっかりコントロールし、出来るだけ素早く通り過ぎるように、

ご理解ご協力をお願いします。

 

さらに木の周りを覗いてみると、おむすびころりん的な底の見えない穴が。。。

ツリーホールってやつですね。

うっかり吸い込まれないようにもお気をつけて。

 

スキー場とはいえ、基本は雪山。

思わぬ自然の罠が各所に散りばめられています。

不慣れな方は不用意に見知らぬ所に突っ込まないようにして、

よく雪面を見極めて滑りましょう。

 

とはいえ、慣れてきたところでちょっと覗いてみると春の香りが。

そんな季節の移ろいを探すのも春スキーの楽しみの一つかもしれませんね。

 

さて、昨日からしばらくの間、ゲレンデのどこかで規制のかかったエリアがあります。

大会や検定会の関係で区切っています。

窮屈に感じる場面もあるかもしれませんが、

安全確保の為でもありますので、ご協力をお願い致します。

 

 

画になるなぁ、とシャッターを切った一枚。

明日もキレイに晴れるといいな。

僕からは以上です。