GWらしく＠黒メット2022.05.04
カレーは野菜ゴロゴロ派の黒メットです、こんばんは。
〇本日の白馬五竜
天候：晴れ
気温：8時＋８℃ １５時＋１４℃
降雪：０㎝
風：南～西 ～約１０m/s（時々）
GW中盤戦、今日も晴れ。
昨日の荒れ果てた修羅のグランプリコースは圧雪車隊の働きで、
見事に楽園に整備されておりました。
日射で早速緩み始め、今日もザ・春のザラメ雪を楽しめそうな予感がする朝でした。
えー、今日は「みどりの日」という事ですが、
緑は標高1000～1200m辺りまで木々の葉の萌えが見られるようになってきましたが、
アルプス平エリアは緑よりも白がまだ優勢でございます。
ただ、土の黒や茶色も領地を広げてまいりまして、
そこから緑の軍団も出番待ちをしている状態で、
白は日に日に追い込まれております。
木々の新芽も開きそうで、まだ開かない。
えー…えー…、みどりと言えば、
ただいま「GREEN HAKUBA」というイベントが白馬村内で行われているそうです。
イベントの内容の詳細は白馬村観光局のホームページを参考にしていただくとして、
ゴールデンウィークの白馬バレーは、
地面の上での遊びから水辺の遊びまで楽しめ、
そして我らが雪上の遊びもでき、
この時期は遊びの選択肢が多くてなんだかお得な気分ですね。
そして、どの遊びをしていても、白馬と言えば、北アルプスのこの景色。
厳冬期や夏場は稜線までくっきり見えることが少ないですが、
この時期と秋の頃は、晴れるとまぁまぁ高確率で山並みを見渡すことが出来ます。
これが見られるだけでも都会から足をのばす価値は有るんじゃないかと思えます。
十何年居てもこの景色を見るたびに感銘を受けるのです。
さて、落語でいうところの枕が長くなりましたが、
本題のわが五竜スキー場の雪の話はというと、
昨日の新雪はあっという間に消えてしまい、いつものザラメ雪になりました。
滑走性は良好で、如何にもな春スキーらしい雪を堪能できました。
4月の中旬の頃までイマイチの滑走性の日が目立ってましたが、
ここ数日は楽しめる心地よい滑走性になってますね。
そして、春雪といえばコブ。
今日もゲレンデ各所で山あり谷ありの凹凸を乗り越え、
この時期ならではの旬を楽しんでおられましたね。
天候にも恵まれ、にぎわうゲレンデ。
ゴールデンウィークのザ・観光地らしくワイワイ、ガヤガヤ。
コブ以外の場所でも思い思いの滑りで楽し気な空気が満ちておりました。
一時リフト待ちも出来るほど、多くの方のご来場、ありがとうございました。
流石に混雑してたので巡回時にひやっとする場面も見かけましたが、
大きな事故も無く済み、一安心です。
明日も今日と似たコンディションになるかもしれませんが、
しっかりコントロールし、周りをよく見て滑りませう。
そうそう、コブ競技の代表格、モーグルのイベントがパノラマゲレンデで行われておりました。
この冬を盛り上げてくれたオリンピアがキャンプレッスンをしてくれているそうです。
タイミングが合わず、オリンピアの滑りは拝見できませんでしたが、
いらっしゃるだけでなんかオーラが違う気が…。
明日も同様に開催される予定ですのでご了承ください。
そんなこんなで、陽が傾く頃のグランプリコースは再び修羅の様相に。
これもまた春の五竜あるある。
コブの苦手な方は早めに切り上げるか、パノラマゲレンデに逃げるが吉ですね。
ただ、どこ行っても混んでしまっているので、
ちょっと我慢の一手を入れて、譲り合っての行動をよろしくお願いします。
そうだ、昨日の抹茶さんからのキラーパス宿題を。
コース脇に置いてある皆さんの荷物ですが、
カラスやトンビ、はたまたサルなどはおバカに見えても、
ちゃんと学習能力があるそうで、一度そこに食料があると覚えると、
スキを見て狙うんだそうな。
ただ、この行動、同じ種の生き物でも地域で違うそうな。
湘南のトンビや東京のカラス、日光のサルなどは社会問題になるほど、
しっかりと群れの文化として代々親から子に引き継がれてしまっています。
しかし、五竜の生き物たちはまだ人間を恐れている傾向が強いです。
このまま程良い距離感を保つためにも、荷物をコース脇に置くのは控えてもらえたらなぁ、
なんて願っております。
さてさて、残りわずかなスノーシーズンを振り返りたいなぁ、
なんて事も思いましたが、だいぶ長文になってしまったので、
今日はこの辺りでご勘弁を。
シーズンの振り返りは最終日ブログの人がやってくれる…かな？
（キラーパス）
