おせちの色どりな空模様@黒メット2023.01.03
お雑煮は鰹節をたっぷりかける文化圏の黒メットです、こんばんは。
○本日の白馬五竜
天気:雪(時々霧)一時 晴れ間有り のち吹雪
気温:8時-6℃ 15時-5℃
降雪:夜間 約10㎝(夜間に強風有り、新雪の溜まりにムラ有り) 日中 1㎝
風:微風→強風(北西の風)→微風
お正月三が日の最終日。
本日も日の出がゲレンデを明るく照らす朝となりました。
しかし、お日様はすぐに雲に隠れ、肌寒い感じに。
でも、風が強くなかったので、キーンと冷えた冬らしい心地よい空気になってました。
雪質は1月らしく、乾いた雪で滑走性も良好。
お年玉も嬉しいですが、上質な粉雪も僕らには嬉しいですね。
ちなみに全体の積雪量としてはまだ少なめで、
オープンしているコースはストレス無く滑れますが、
未圧雪部の一部やコース脇の低木はまだまだ埋まっていません。
いつかの思い出と同じラインを攻めようとすると、
蜘蛛の巣の様に枝にからめとられちゃうのでお気を付けを。
(バックカントリーでボトムまで滑るのは要注意です)
とはいえ、雪が降ると現れる心配事は健在でして、
シンシンと降っているうちはいいのですが、
溜まって締まって乗っかったままの雪玉にはお気をつけて。
林道の山側など急斜面の真下も小さい雪崩が起きるかもしれないので、
こちらもお気を付けを。
陽が高くなり、陽射しも復活した頃には、
お客さんも正月らしく大入りで、リフトも鈴生り、ゲレンデも賑わい、
活気に溢れてました。
さて、賑わいに伴い、傷病者対応も増えてしまうのはウインタースポーツの悲しい性。
誰もが怪我をしたくはないですが、起きてしまう時は起きてしまう。
明日は我が身と思い、親身に対応させてもらっていますが、
転ばぬ先の杖も大事だと以下の文章をお伝えさせていただけたらと思います。
昨今、自転車のヘルメット着用の努力義務がニュースで話題にもなりましたが、
僕の好きなマンガの一説をお借りすると、
「人の体は自分で走れる以上の速度に耐えられる様には出来てないの」
「時速60㎞とかで頭をぶつけても大丈夫な自信が無ければヘルメットを被った方がいいよ」
という節がありまして、僕もその通りだと思いますので、
圧雪された雪は固いですし、ヘルメットをはじめ自分にあった防具の着用もお忘れなく。
お昼を過ぎると、アルプス平は強風に見舞われ、ビュービューと突き刺さる寒さに変わりました。
スキー場は基本は雪山です。
時には厳しい気象条件になりますので、しっかり対策された装備を身に着けるか、
早々に標高を下げて下部ゲレンデに逃げる事をおススメします。
こちらはそんな風で生まれた雪庇を削るはっちゃく隊員。
おまけで穴が気になってしょうがないはっちゃく隊員。
夕方にはしんしんと雪が降り始め、
雨以外のあらゆる気象が目まぐるしく変わった、
おせち料理の様に彩り豊かな本日の空模様となりました。
さてさて、12月上旬にスキー場がシーズンインし、
中旬頃から続々と新たなコースがオープンし、
クリスマスから年末年始の賑わいも今日でひと段落かな?
すぐ3連休も控えてますし、インバウンドの方々も多く見受けられるので、
油断はできませんが、人間が減って、
干支のウサギたちものびのびと山を駆け回るようになりますかね。
ただ今晩から降雪が続くそうなので、
防寒防雪装備をお忘れなく。
降雪予報は少なめですが、夕方は良い降りでした。
太い板がまだまだ活躍するかな。