凄麺@抹茶抹茶どんどん2023.02.11
こんばんは。
2月の連休、皆さんはどんな文章を書いていますか?
抹茶抹茶どんどんは長ったらしく、ひたすら内容の無い、内輪うけの駄文を捻り出しています。
どうせ インスタグラムでは最後は切れてしまうと思いますので、「どうしてもラストが気になる!」という方は、どうぞ公式HPよりご覧ください。
草木も眠る丑三つ時、から4時間後くらいの早朝6時。
月夜に照らされたサンライズ営業前の仕上がったゲレンデ。
おや?いつもと違って静かな朝です。
そう、今朝は気温が高く、スノーマシンが稼働できず、静かな静かな朝となりました。
2月も半ばに差し掛かると、少しずつ春への移ろいを感じます。
昨日の日中降雪+夜間降雪が30cm程度で、また雪質も雪崩を警戒するに足る材料が揃っており、雪崩管理からのスタートとなりました。
白馬三山が綺麗に見える素晴らしいコンディションと、繊細な作業を行う前の隊員達の緊張感との対比がたまりません。
各隊員達は、この作業開始前の瞬間に、気温、雪質、風向、風紋などをパパっと確認し、作業に散っていきます。
昨日の夕方の状況では(明日は嫌な雪崩管理になりそうだな)と考えていましたが、夜のうちに雪がやんだこともあり、比較的スムーズな作業で無事に営業を開始できました。
皆さまには毎度毎度お待たせして申し訳ありませんが、これもその日のゲレンデ安全の為、ひいては明日以降の安全の為、引き続きご理解いただけますと幸いです。
それにしても本日は朝から多くのゲストで大繁盛。
皆さん、高速の通行止めなどの影響はなかったのでしょうか?
そんなコンディションの中、遠路白馬にお越しいただき、また白馬五竜を選んでいただき、誠にありがとうございました。
しかし!
朝イチの素晴らしい快晴も束の間、残念なガス発生。
時間によってはアルプス平はガスガスのガスの海。
新人のキマグレン君も「こりゃ何も見えませんね。でも僕は今日という日を無駄にしたくないので、色々と教えてください!」
若い力は眩しいくらいにポジティブです。
教える抹茶抹茶どんどんにも力が入ります。
そんなキマグレン君は本当に勉強熱心です。
上長から「メモ帳が無いからこれに書いて勉強しておけ」との勅命を頑なに守る好青年です。
このノートにはびっしりとメモが書かれています。
そんなキマグレン君に色々とカップラーメンの事やラーメンの事を教えてあげようと思っていたお昼ごろ、
つんざくような「ハイ!ハイ!ハイ!ハーイ!」の轟音と共にナイター番で昼出勤の枯木さんが登場しました。
枯木「ハイ!ハーイ!」
キマグレン君「お疲れ様です。ボソボソ。。」
枯木「声が小さーい!」
キマグレン君「マジ部活。。」
『昼から枯木』は隊員達のペースが乱れていけません。
視界がイマイチなアルプス平も、視界がクリアなとおみゲレンデも、本日は多くのゲストで賑わいました。
混んでいてもそうでなくても、ゲレンデ中央部や狭くなっている部分、カーブや段差などのブラインド部分での座り込みは、思わぬ事故につながる恐れがありますので、休憩したり景色を眺める際はコースの端でお願いします。
そして昨今話題になっている携帯電話による衝撃感知自動通報、こちらが白馬村周辺のスキー場でも非常に多くなっているとのこと。
ほとんどが軽度の転倒などでの自動通報で、多くの方の健康には問題ない通報のようですが、万が一の場合には有用なシステムだと考えています。
インフラの整備や理解はどうしても後手になりがちですが、IOTによる進化に我々もしっかり勉強して追従していかなければなりません。
また自動通報後の消防などから確認のコールバックには、面倒でもゲストの皆さまにも応対をお願い致します。
最終前、キマグレン君の勉強もだいぶ捗ったようです。
びっしりと書き込まれています。
特に右側のイラストは秀逸です。
抹茶抹茶どんどんが教えている内容が忠実に再現されており、カップラーメンの生産工程が手に取るように分かります。
そして最終。
いつもの穴倉から出て行きます。
ガスも抜けてまた三山が顔を出しています。
最後まで多くのゲストが滑走された本日の五竜。今夜のナイター営業も盛り上がっているようです。
明日も良い天気で、盛り上がりそうな日曜日になりそうです。
パトラッシュにならない事を祈ります。
最終でとおみゲレンデまで降りてきました。
TKO「川越総本部毘沙門天!」
しもやけ「何を言うてはるんですか?」
そんなやり取りをしながら、全てのゲストを安全に降ろすように様々なスタンバイをします。
夕方には雪面も硬くなり「昼間は滑れたのに」が通用しなくなります。
無理せず早めの下山をお願い致します。
そして日中の営業も無事終了。
束の間の夜を経て、明日も朝からサンライズ営業です。
そんな日々の繰り返しです。
明日も凄麺を食べて頑張ります。
さてシーズンも折り返し。
ケガなく、楽しく、そしてもう少し雪があれば、という残りのシーズンになりますように。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。