祭りの後の日常@黒メット2023.04.10
額に傷が出来ても魔法は使えないままの黒メットです、こんばんは。
〇本日の白馬五竜
天候:快晴
降雪:夜間日中ともに0㎝
気温:8時+3℃ 15時+8℃
風:微風
リフト待ち無し
さぁ~て、本日のパトブログさんは
「黒メットのカメラは晴れの日に弱い」
「ミックススノーは難しい」
「マリア様とフィルムクラスト」
の三本でお送りします。
・一本目「黒メットのカメラは晴れの日に弱い」
毎度おなじみ、今日もココからの一枚。
わかりにくいですが、この平地も例年に比べると面積が狭いんですよね。
例年は余った雪をゴンドラ側に寄せて平地を広げてるのですが、
今年はその雪を投雪機で平地に補給する程に少ないのです。
そして、お気付きでしょうか、
写真の白飛び…。
ワタクシの愛機のコンデジさんは春の陽射しの強さに負けて白飛びし易いのです。
ふと油断すると、真っ白けで何が何だか分からない写真の出来上がり。
ここに載せているのは厳選された写真だったりするのです。
さぁ~て、昨日の奇跡の降雪の残り物は…クラストスノーにっ!
なーんにも楽しくない。
レールに乗ったように思い通りに曲がれず、
「どこいくだー!?」
と自問自答しながらワンターンワンターン一時停止で移動ですわ。
おまけに、昨日は修羅のコブ化してたグランプリコースの端は、
圧雪車で直してくれたこぼれ雪玉がありました。
ひーひーと息も絶え絶えにリフトに乗って、いい写真撮れないかなと思案してみました。
強い日差しだからこそ、自分の影がクッキリと見える。
自分の立ち振る舞いは自分ではなかなか分からないものなので、
影を見て、我が身を振り返ろうと思いますわ。
そして、影なら白飛びしても問題なーい。
ゴンドラの影もステンシルみたいで面白いかも。
・二本目「ミックススノーは難しい」
さて、雪面の具合は、圧雪面はかき混ぜられてミックススノー。
朝はアイシーなのと、湿り気味の粉雪な感触が交互に現れました。
悪くはないけど、油断ならないので攻めきれない感じでしたな。
常連さんも思い通りに滑れない様で、板のせいにしていましたな。
面白くないようで、ご機嫌斜めかな。
春霞の無い後立山連峰の山脈でも見て、心を落着けたまえ。
スノースポーツとは半自然半人工な遊びなのではないでしょうか。
圧雪車で整えはするので、コースは人工的な物でもあるのですが、
素材の雪は天然物なので、人間の思い通りの出来にならない事も多々あるのです。
雪質に合わせて滑り、楽しみを見つけるのもスノースポーツというモノなんじゃないかの。
はよ働け、下手っぴー、と僕の被害妄想の声がリフト上から聞こえたので、
そそくさと巡回に戻りました。
でもなんかいい写真になった気がするな。
カメラを変えてみました。広角レンズも面白いものだ。
まぁ、とっ散らかった、何が言いたかったと言うと、
湿った新雪とザラメ雪が斑に混じっていると、滑走感が違い過ぎて滑りにくいのです。
もう1~2日続くかな?無理に攻めない方が良いですよ。
・三本目「マリア様とフィルムクラスト」
そうこうしている内に陽も傾き、西日が強い最終点検のお時間に。
朝陽や西日の方が白飛びしにくいな。
日中の陽射しは乱反射が強いのかな?
偏光レンズか減光フィルターがあるといいのかな?
でも防水コンデジにそんな物は無いので、HDRのお力を借りるのが現実的かしら。
そうそう、カメラのセンサーは壊れたら買い替えれば済みますが、
皆さんの目は替えが利きません。
サングラスやゴーグルでちゃんと保護しましょうね。
さてさて、陽が傾くとともに雪面状況も変化しました。
フィルムクラスト、登場!
表面の極数ミリが凍った状態です。
こうなるとパウダーの滑走感に勝るとも劣らない楽しさが味わえます。
この状態のハッピーアワーに出会えるには運が必要なのですが、
毎日のように雪面に立つ僕らパトロールの役得でもあります。
足裏に心地よさを感じていたら、お隣のマリア様もご降臨。
なんかいい事あるかな、と思っていたら、
tko隊員に「挨拶がないぞー、ま、コンビニで会うだろうからいいか」と伝言を授かりました。
たいしていい事じゃなかった。
でも、フィルムクラストが気持ちいいから、オケマルだ。ニコ。
・エンディング
なんだか、文章がまとまらないわ。
ブログキャラも迷走してるわ。
新入学の方もデビュー時のキャラを模索しているのかしら。そこには共感。
まぁ、明日もなんでもない雪上の日常になるといいな。
とはいえ、降雪で寿命は延びたものの、雪は足りないまま。
いつまでもってくれるかな~。と、チョコ模様の雪面を眺めるオシモさんとドキン君。
雪遊びし足りない方、お早めに。
僕からは以上です。では、ごきげんよ~う。