方言の影響を中途半端に受けがちな黒メットです、こんばんは。

 

○本日の白馬五竜

天候：快晴

降雪：夜間日中ともに0㎝

気温：8時+9℃　15時+13℃

風：ほぼ無風

リフト待ち無し

 

今日はドンと晴れ。

雪の白と空の青が眩しゅうございます。

今日もパノラマコースは圧雪車がキレイに整えてくれました。

朝のうちは滑走性良く、E(イー)カンジ。

日中も+10℃を越え、昨日の新雪がミックスされている割には良かったですね。

 

今日は来場者は気持ち少なめでしたかね。

滑走可能箇所が日に日に狭まり、以前に比べると窮屈な場面が増えるかと思います。

特に明日からはGW開始。

いつもより譲り合ってのご滑走を、今一度お願いしたい所存であります。

 

ちなみにGWの“G”は「ゴールデン」だとか「ガッ○ム」だとか諸説ありますが、

僕らは「ガンバロー」の“G”ですかね～。GANBARO WEEK.

あれやこれやと頑張って、なんとか一日でも長く営業をして、

皆さまを安全にお迎えしたいところですね。

 

え？それで、いつまで営業するかって？

ぶっちゃけ、それは僕も知りたいですわー、ニコ。

天候による融雪の速度とゲレンデ維持にどれだけ費用をかけれるかにかかっていますが、

5月7日まででイケる所までイク、というのが僕らのスタンスになりますかね。

なにせお天気商売ですから、まだ断言できないのです、ご了承くださいませ。

 

さてさて、

里では田んぼに水が張られ、ツバメが飛び交い、新緑が眩しくなってきた長野県。

県内はところ変われば標高が変わり、

標高が変われば環境が変わります。

 

五竜ですら、ゴンドラの下と上では大違い。

下の麓でカタクリの花を踏まないように支柱のマットを片付けたかと思えば、

その足で上のゲレンデを巡回していたり。

パノラマコースの中間部は、まだちゃんとしたゲレンデですね。

なお、終点直下は通称「明日掛け橋」です。

 

 

ちょっとした移動で晩冬～春～初夏の季節を感じられるのが、

この時期の信濃の観光のイイところ。

 

お休みがある方、行き先候補へのご検討に白馬五竜、いかがでしょうか。

 

四季の巡りが日本の粋な所ですが、

ともにやってくる衣替えはずくを出さなきゃいけない。

 

衣替えはなにも服ばかりじゃなく、設備も替えるのです。

冬物を出しっぱなしにしておくと、紫外線や雨で劣化が無駄に進んでしまうので、

マットやネット、ロープ、ポールなどは仕舞わなければいけません。

季節の変わり目はやる事多いですが、これも季節限定営業の性ですね。

 

そもそも出しっぱなしにしていると、

「だしっぱげーオバケ」が出ちゃうのが我がパトロールの衆のお約束。

一日の業務が終わり、装備を片付けないで帰ってしまうとこのオバケが現れます。

「だしっぱげーオバケ」を召喚してしまった隊員は、

何故か自分のロッカーに貼り付けて供養します。

まぁ、自分への戒めですかね。

このオバケ、悪さはナニをするのか諸説ありますが、オバケは誰しも嫌ですよね。

ちなみに、こいつを召喚した召喚士は明らかなイジリを感じますわ…。

 

 

そうそう、春のゲレンデは「だしっぱげーオバケ」が出そうな置物がよくあります。

辿り着くのが困難になっても仕事していた竹ポールもオバケになる前に回収しました。

回収していたら欠けた日暈(ハロ)が見えました。明日の天気は下り坂かしら。

こちらの実例写真の様に目印ポールや規制ロープの所にオバケの獲物がよくありますね。

オバケだけじゃなくカラスの獲物にもなる事があります。

お荷物は極力ロッカーなどに入れて頂き、帰りに忘れずにお持ち帰りくださいね。

ん～、それと、看板の文言を守ってもらえないのも悲しいかな…。

 

 

そうそう、話は変わりますが、リフトのセーフティバーを下げる様に、

滑りはやる気持ちにもセーフティをかけておいてください。

GWは開いている病院が少ないです。

 

はてさて、今まで、無駄な一日など無かったはずですが、

五竜の雪上で過ごせる日は残りいくばくか。

一日一日に重みを感じますね。

 

2月2日、五竜の負の名産、雪崩の破断面。

 

過ぎ行く季節に思い出の写真を眺めながら、

また明日もご来場お待ちしております。