雨中耐雪大晦日@黒メット2023.12.31
干支の数え方がいつまでも巳で止まっちゃう黒メットです、こんばんは。
本日の白馬五竜
天候:小雪・霙・霰・雨(時折陽射し有り)のち湿雪
降雪:夜間1㎝ 日中0㎝
気温:8時+1℃ 15時+2℃
風:微風
リフト待ち:0~10分
2023年大晦日。
雨です。
標高約1500mのアルプス平で辛うじて固形の物が降るくらいでしたが、
ウェアなどにに付いたらすぐ液体になってしまいます。
無情…あぁ、無情の雨なり。
とおみ&いいもりは地面からにじんでしまってシミになってますね。
そして、約1週間前の降雪以来、雪の上乗せが無く、
ダイナミックコース下部が雪不足により滑走困難な状態になりました。
昨日のブログにも書かれ期待されました奇跡の降雪も無かったので、
下山コースは朝から終日の間、閉鎖となりました。
今日からシーズン初出勤のB子さんもがっかり。残念無念でございます。
これにより、アルプス平ととおみの各エリアの接続が不可能になり、
本日は分断営業体制でございます。
※アルプス平エリアにて滑走された方はゴンドラ下り線にて下山をお願いしました。
なお、グランプリコースの下部では融雪により小石がコロコロ。
1巡回でスコップのブレードがいっぱいになるくらいは拾えてしまいます。
あぁ…これまた無情ですわ。
ただし、グランプリの8割がたとパノラマ&テクニカルコースは、
ストレスなく滑れる事はお伝えしておきます。
湿雪なれども滑走性良く、滑走の楽しさはしっかり味わえましたぜ。
なかなかにテンションサゲサゲのネタが続く大晦日のブログですが、
雨で(スキー場にとっての)厄が流れて、禊が済んだと思いましょう。
禊の証か、(わかりにくいですが)虹が出た瞬間もありました。これはラッキー。
きっと暦が変わる頃には大雪になり、
一新されたゲレンデで新年を迎えられることでしょう。
知らんけど。(←今更にプチ流行語なので使ってみた)
さて、年末年始のスキー場といえば、
初詣の神社仏閣に負けず劣らずの大賑わいが例年の常ですよね。
雨予報だったせいか、昨日ほどの大賑わいではなかったですが、
“アメニモマケズ”な強者どもにたくさんご来場いただきました。
そうなると、悲しいかな、大なり小なりの衝突案件が発生しがちです。
滑走レベルや視界の広さなどは人それぞれですので、
近づき過ぎず、余裕を持った安全確保できるスピードでご滑走をしていただくのが、
事故防止の第1歩だと思います。
そんな安全な視界の確保に必要なのが、スノーゴーグル。
そしてそして、万が一に備えてのヘルメット。
そんな大事な大事な装備を、
この度、anon様から五竜パトにご提供いただきました。
ほんとに、ほっっんとぉーーーに、ありがとうございます!
大事に使わせていただきます。
今まで、道具やファッションに無頓着だった子にも装着。
馬子にも衣裳の感はあるものの、カッコイイっすね。
ワタクシも使わせていただきまして、久々に名前の通りの黒メットになりました。
感想は、一言でいえば、「質実剛健」。
製品の作りのシッカリさが肌から伝わり、安心感がありますね。
道具にうるさいわが隊のみんなも口を揃えて絶賛しております。
そう、話を視界の件に戻すと、
しっかり見えていると、正直、事故やケガが減ります。
人間は情報の多くを目からの情報に頼っています。
身構えれるか、不意に食らうかでダメージは大違いです。
そして、ヘルメットはそのダメージを軽減してくれる可能性があるのです。
格好だけで、なんとなくソレっぽい物は多くあれど、
本物はやっぱいいです。
かけられるコストは人それぞれで、良し悪しは人によって違いますが、
イイ物を使ってしまうと、戻れなくなりがちですわ。
僕らもスキーのプロの端くれとしては、
良い道具を使い、良い仕事をするのが、
タイパとコスパが良いかな、と。
そして、安全な良いスキー場を皆様に提供できればと考えております。
よき道具に恥じないプロであろうと思います、はい。
そんなよき道具は五竜エスカルプラザの2階のBURTONショップで購入できます。
ぜひお立ち寄りください。
さてさて、そんなこんなで年の瀬が暮れていくと日中の営業終了時間になりました。
アルプス平ゲレンデはボタボタ雪が勢いよく降り始めてました。
麓はまだ雨ですが、明日は期待できるか!?
朝までドキドキですわ。
そんな動悸が止まない私を尻目にお隣の47パトのマリア様とカツオくんは元気いっぱい。
その図太さ懐の大きな心を見習いたい小心者なワタクシです。
2023年の締めのブログですが、
読み返すといつもとたいして変わらないブログですね。
まぁ、僕らパトの仕事納めが今日の24時で、仕事始めは明日の6時半ですからね。
そりゃ変わらないですわね。
そう言えば、
2024年は辰年だそうで、
竜の名を冠する弊スキー場の年になると言っても、
過言ではなくなくなく…ない?。
まぁまぁまぁ、
それでは、皆さま、良いお年を。