皆さん今晩は枯木です、大寒の土曜日如何お過ごしでしょうか？

本日の白馬五竜はどんよりとした朝からのスタートとなりました。雪の状態はというと・・・・・・・！

一言でいうと最悪、圧雪面はカチカチ、未圧雪エリアはガタガタでとても滑れたものではありませんでした。

上の写真を一見すると柔らかそうですが、この状態で凍っています。このエリアの設置物をチェックをしに行った桃色おじさんは泣きながら（本人談）作業をしていたらしいです！！枯木もエキスパートコースの設置物をチェックしに行ったのですが、太ももがパンパンになり思わず泣きそうになりましたが歯を食いしばって耐えました。

今年は寒さが長続きせず気温が乱高下していますので、雪の状態が非常に悪くなっています。ゲレンデ内は管理しているので最低限の安全は確保できるのですが、エリア外は安定せず危険な状態が続いているようです。

いわゆるバックカントリーエリアに出かける方は安全マージンを多く取り、事故の無いように行動いただくようお勧めいたします。

しもやけ隊員によるアキヤの修理も無事終了しました。使用頻度の高いカーボンアキヤはダメージを受けやすく、定期的な点検と修理は必須となります。

しもやけ隊員の丁寧な作業でこのアキヤも新品のようになりました。

巡回し終わってキャビンに乗ったら５番搬器でした、５番搬器は五竜に因み武田菱のステッカーが貼ってあります。

そして次の巡回後に乗ったのは１３番搬器、１３はとおみという事でこの搬器にも武田菱（こちらは大きいのが１つです）が貼ってあります。（ベ〇ター〇ライドのマークではありません）１日に両方の搬器に乗れたことは初めてのことなので、何か良い事があるかもしれませんね！

午後からは湿った雪が結構な勢いで降ってきました、明日の朝まで続くようなので悲惨な雪の状態は良くなると思われます。

明日の朝はテストスキー（雪崩管理）からのスタートとなります、安全な作業を心掛け出来るだけゴンドラの運行が遅れないようしたいとおもいます。

そんなこんなできょうも無事最終を迎えることができました。

さて本日のタイトルのメメント・モリですが、ラテン語で「死を忘れるな」とか「死は常に隣にある」という様な意味だそうです。またそれらを意識することでしっかり生きて行こう、といった解釈をされることがあるようです。

今年に入り色々と暗いニュースが多いですが、自分もしっかりメメント・モリを心に刻み過ごして行こうと思っています。

忘らるる　身をば思わず　ちかひてし　人の命の　惜しくもあるかな