投げる豆は煎り大豆だった黒メットです、こんばんは。

 

本日の白馬五竜

天候：小雪のち曇り

降雪：夜間１cm 日中０cm

気温：8時-6℃　　15時-4℃

風：北西の風１０m/s→無風

リフト待ち：1〜3分程度有り

 

サンライズ営業時に顕れたダイヤモンド幸せの鐘。

おはようございます。

 

今日も今日とて、寒い。

夜間の少量の降雪と霧氷が合わさって、

木々には満開の白い花が咲いた様になっていました。

 

近くで見ると、通称「エビの尻尾」と呼ばれる状態でしたね。

キレイなんですが、ロープやポールに付くと視認性が落ちてしまうので、

コツコツ剥がし落とすのも僕らのお仕事です。

 

天気予報では「おおむね晴れ」と言った感じでしたが、

実際には、霧がかかり、陽射しを遮り、寒々しい様相となっておりました。

まぁ、冬らしい景色でもあり、情緒があって、これもよきかな。

 

さて、肝心の雪面状況ですが、昨日に引き続き、カチカチ山でございます。

（朝イチの圧雪バーンはグーでしたが、朝イチだけです）

昨日のブログにあった様な場所はツルンツルンでしたし、

所によってはアイスバーンが砕けて、

通称「ジャガイモ畑」の状態になっている所もありました。

この氷塊、持ってみるとジャガイモというより硬いカボチャの皮とか木片の感覚です。

でも、転がっている様は収穫時の芋畑の真っ白ver.。

何にしろ板圧では砕けないので、乗っかるとエッジが抜けて、滑り難いのですわ。

ちなみに鬼に投げたらマジで泣く硬さです。

 

それでも、硬めのバーンがお好みの「カービング大好きズ」はギャンギャンにターンを切っていました。

最近の流行りなのかしら、（ワタクシはボードはあまりやらいないので、「知らんけど」状態ですが、）

身体を倒し込んで、手を付きながら深い弧でターンをしている方をよく見かけます。

 

これ、縦目に滑走している方とラインが被りやすくて、衝突のヒヤリハットをよく見かけるんですよね。

目線も雪面に近くて視野が狭くなりがちですし、ターン方向の死角も多い気がします。

今日の様に混んでいる時は安全マージンを多めに取るか、控えていただけると良いかと思っております。

どのくらい混雑しているかというと、

脳内でムスカ大佐の台詞が再生されるほどの賑わいを見せる、とおみゲレンデでございます。

 

ちなみに、ちょっと前に流行ったリバースターンは最近あまり見かけなくなりましたが、

こちらも先述の深いカービングターンと同様なリスクがあるのかな、と。

 

空いていればいいのですが、混雑する週末でございます、ご協力をお願いします。

 

雪固いし、お客さん多いしで、出動要請多いかな？

なんて思っていましたが、幸いにして出動回数は少なめでした。

 

おかげさまで、トレーニングに時間を取る事が出来ました。

コチラは新人隊員に対して、

滑落者の救助を想定して、固定アンカーから現場へ降りる訓練。

送りロープのライン取りがイマイチだなぁ、要練習ですぞ。

（そして、指導する僕らも気付かなきゃいけないとこですね。

教える事は復習して自分も教わる事でもありますね。）

 

さらに、麓の詰所とおみベースでは、

モービル赤兎馬号にしもやけ親方がDIYで積載装置を作ってくれていました。

具合が良さそうだったら、次作業は黒でペンキ塗装ですな。

 

はてさて、今日は節分。

ウィンターシーズンも折り返しの節目ですかね。

積雪増加の後半の追い上げはあるのか！？

リフトトップから恵方の東北東を向いたら時のワンショット、諦め模様の某隊員。

そこは椅子じゃないよ。

 

今日も最終点検時はガスガスで視界不良でしたわ。

昨日のデジャブですわー。

 

でも、ダイナミックコースまで下りたら、見渡せました。

恵方には白馬村の集落と雲に隠れた北信五岳。

 

あっちに行けばいい事あるかしら。

でも、もうしばらくはココを離れられませんなぁ。

みなさんもアッチに行かずに、どうかお付き合いくださいませ。

 

笑えるくらいカチカチのコースを降りていくと、

もう阿吽の呼吸のタイミングで無言でドリルを差し出し、それをさっと受け取る。

 

今日もよきチームワークで、日中の営業終了です。

ありがとうございました。

 

明日も寒いだけで降雪は無い予報でございます。

氷柱が育ちそうだなぁ。

中二病罹患者のワタクシにはイザという時の武器に見えてしまいます。

まぁ、実際危険物なので、近づかないようにいたしましょう。

 

では、今日はこの辺で。

僕からは以上です。