民度が低いと言われないように@DE2024.02.05
先日いつ振りかってくらいのインフルエンザにかかってしまいましたDEです。
もしかしたら人生初なんじゃないかな。もはや前回の記憶がないので。
枯木さんには「年を取ったって事だよ」と言われてしまいました。
まぁーなんだかんだ年は取ってますよね。時間は待ってくれないので。
インフルエンザとかこの類で何が辛いって、熱が下がった後の隔離期間ですね。
元気なのに動けない。動けないって僕的にはなによりもしんどいんですよね。
これがマグロの人生ですね。仕方がない。
さて、本日は高曇りからスタートの白馬五竜。
少しフラットライト気味の雪面ではありますが、昨日の五里霧中とは打って変わっての一目瞭然となりました。
五竜パトみんな大好きの天狗もくっきり。
ガスがたまりやすいグランプリコースもこの通り。
視界があるってのはほんとに素晴らしい。
これだけで気分が全然違います。
朝一番の準備が終わったところでいきなり怪我の連絡。
ここのところ目立った降雪もなく、踏み固められたゲレンデの下地はアイスバーンです。
コンディションはどちらかというと「悪め」といった日々。
滑走前に、ホワイトボード等の注意喚起を参考にして頂ければと思います。
時間は待ってくれないと前述しましたが、あっという間にお昼。ホントに早い。
今回の寒波は南岸低気圧という事で、週間予報では雨予報でしたが、幸いにも気温は下がってくれて、白馬でも恵みの雪となりました。
とはいっても気温はやはり高めで上部でもマイナス二℃程度。
これだけ降らない日が続くと、少し雪が載っただけでこんなにも体への負担が変わるのかと驚きます。
我々パトロールも老体に鞭打っている隊員が大半で、みな何かしらのトラブルを抱えています。膝だったり、腰だったり、しもやけだったり、足が腐りかけていたり。。。
そういえば以前五竜で働いていた鯖隊員は北の大地で大変な大怪我を負ったようですが、復帰しているようです。良かったよかった。
このブログをご愛読の方で体への悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
遊びに怪我は付き物ですが、少しでもリスク軽減できるよう、情報収集や、日々の体のメンテナンスを怠らないようにしましょう。
降りは珍しく上部より下部のとおみゲレンデの方が強く感じられる時間帯もありました。
お陰様で下部ゲレンデもザオラル程度の復活をみせてくれました。ありがたやありがたや。
午後は降りが強くなり、視界が一目瞭然とまではいきませんでしたが、滑るのには問題ない程度。
その分、体に優しい雪面に変化し、皆さん楽しそうにウィンタースポーツを楽しんでいました。
それと共に増えるのが閉鎖区域などへの侵入。
そらノートラックの良い雪滑りたいですよね。それはみんな同じ気持ちです。
その衝動を抑えきれずにロープを潜ってしまうあなた。境界ポールを平気で無視するあなた。申し訳ありませんが、ルールを守れない方は五竜ではNot Welcomeです。
ゲレンデの範囲で満足できない方はそれなりの知識と装備でバックカントリーお出かけください。
バックカントリーはそれなりのリスクが伴いますが、ゲレンデとは違う楽しみ方ができます。
滑走前に今一度各スキー場のルールをご確認ください。
道路標識みなさん守りますよね。
これも(道路標識じゃないけど)
これも意味同じですよ
因みに五竜からの警告です。
近年の物価高騰で、ウィンタースポーツってもはや高貴なスポーツになりつつあるのに、民度が低いっていう残念な事が起こってきてますね。なんだかなー。
ルールを守って安全なゲレンデ作りにご協力お願いします。
さて、今晩もう少し降り続く予報が出ておりますので、明日の朝は雪崩管理作業の予定です。
ゴンドラの営業が遅れる恐れがありますので、ご了承ください。
明日も皆様のご来場お待ち申し上げております。
人生にとって健康は目的ではない。しかし、最初の条件なのである。
武者小路実篤