クロノスタシス@DE2024.02.17
前々回の非番から、冬の楽しみ方を思い出し始めたDEです。
今シーズンは雪が降らない代わりに雨が降ったり、日中の気温が異常に高かったりと雪質が安定せず、山へ行こうという気にもなっていませんでしたが、このままだとシーズンが終わってしまいそうなので、いざ重い腰をあげて行ってみると、まぁー予想外の雪質の良さでした。
やはり現場に行ってみないとわからないものですね。
とはいえ、昨今においてはゲレンデをはじめ、山に関しても情報を収集することが容易な時代になりました。
五竜のゲレンデ情報に関してはこのブログを読んでいただければ、毎日正確な情報収集ができますので、ぜひご活用頂ければと思います。
本日は快晴の素晴らしい一日で風もほとんどなく、天気に関してはいう事なしでした。
こんな日はゆっくりとベンチに座って山を眺めながら過ごすのも良いですね。
多くの登山者の方も山へ足を運ばれていました。
先日個人的に滑った天狗もくっきり。ここは良い山ですよ。しっかりとバックカントリーの経験と知識を積んでお楽しみください。
圧雪面は少し固めでスピードの出やすいコンディションでした。
特に朝一のグランプリコースはスピードを出しすぎる方がいらっしゃいます。今日はそういった方々を多く見かけました。
スキーでの衝突事故は生身なので、高エネルギー外傷(大事故)になることが多いです。
そうならないためにも、一歩引いて滑ったり、ヘルメットを装着するなどの未然の措置が大切になってきます。
自分の身は自分で守りましょう。
こんな晴れた日の朝の始業点検では汗を流しながら、忙しい時間を過ごすことがほとんどですが、本日僕は静かな森の中でまったりとした時間を過ごしました。
秒針付きの時計はないけど時間が止まってるように感じました。
こんな日にこんな自然の中にいれるのはほんとに幸せな事ですね。休みなら尚更よかったけど。。。
思わずうるさい無線を切りそうになりましたが、自制心が働き思いとどまりました。
さて、とおみゲレンデに出てみるとOGASAKAのスキーの試乗会が行われていました。
基礎板から僕たちが好きそうな太い板まで多数用意してあります。
明日もやってますのでご興味ある方は足を運んでみてください。
日中は気温上昇で、雪面は少し緩み気味。ここ数日のカチカチバーンからは若干解放された感がありました。
気温は+2℃までしか上昇しませんでしたが、太陽の力は偉大です。
朝は綺麗だった樹氷も
お昼にはすっかりなくなりました。
偉大なお日様の力は色んなところで発揮され、融雪も進んでいます。
雪付きの悪い法面付近も地面が出てきていたり
コースサイドをはじめクラックも広がってきました。
今シーズンはツリーホールや各所のグライドクラックが随分と目立ちます。
先日のバックカントリー遭難でもクラックにはまってしまったという話がありました。
これから春にかけて山の雪も安定はしてくると思いますが、注意しなくてはいけない点も今年は多そうです。
情報収集を含め、リスク回避に努めましょう。
春が近づくにつれ、コブ作りも盛んになってきますね。
今年はとおみゲレンデでもコブを練習できるところがあります。
とおみゲレンデは色々な楽しみ方が出来ますので、趣向に合わせてお楽しみください。
これから春が近づくにつれての晴れた日は、日中雪が緩み、夕方近くなるとゲレンデは影になり、段々とアイスバーン化します。
雪質はザラメ
特にダイナミックコースから先の下山コース
多くの方が苦戦して板を脱いでいます。
さらにここから先の林道もコース幅は狭く、板のコントロールできない状態では他の人と衝突や滑落の危険性が高まります。
すなわちケガに繋がるわけです。
ここのところ無理な滑走が非常に目立ちますので。時間とコース、技量をしっかりと考えましょう。
明日も良い天気になりそうです。
皆様のご来場をお待ちしております。