急増@抹茶抹茶どんどん2024.03.14
こんばんは。
根本風花選手は白馬五竜アンバサダーですが、抹茶抹茶どんどんは白馬五竜パトロールアンバサダーです。
アンバサダーはアンバサダーらしく、先ずは食事、その後ドリップコーヒーを淹れてからようやくPCの前に座りました。
さて今夜も時間がかりそうだ。
そうこうしているうちに、ンガンガキャノン隊員がケーキを持ってきてくれたので、書き出す前から中座した。
でもいつまでも書き出さないと終わらないので意を決して筆を進めます。
何も知らない朝はとても清々しく、別名保存したくなります。
(あ、今日はバンブーさんはいないな。しかし3月とは思えないコンディション。こりゃ良い日になるか、一周回ってとんでもない日になるか、どっちかな。)なんて思いながら振り返って山を見上げる。
流れ続く空には、決して清かそうではない風の狼煙が。。
さてアルプス平はどうでしょう?
足を踏み出した僕らの日常は、優しい新雪が出迎えてくれました。
日射の部分から既に重くなってきていたけど、そのしっとりとした感覚もまた格別。
見上げたグランプリは神ンプリ?少々重めの雪が数センチンプリ?
こりゃ会社を休んででも滑りたくなります。
本日こちらにファーストトラックを刻んだ福男・福女はどなた?
そのさらに上方には、地蔵の頭に当たった風で雪庇とウィンドスラブが形成されています。
そんな福男・福女たちによって、あっという間に神ンプリには縦長のパウダー8が刻まれて行きます。
※神ンプリ=神様が降臨したようなコンディションのグランプリの意。真逆は修羅ンプリ。
ロープの外に目を向けると、見た目はとてもとてもソソラレル、ノートラックな白い世界。
しかしここには、ひとたび雪崩れれば1,000m近くに渡って止まることのない急峻な崖と、雪の下には通年で枯れることの無い轟々と流れる沢が確実に存在しています。
本日も滑走禁止エリアの進入が数件発生しました。
「本当に危険なんですよ」その単純な言葉は彼らにはなかなか届きません。
どうかゲレンデのルールを守って安全にお楽しみください。
さて、もどかしいやり取りを終わらせた後は、お昼でも食べて午後に備えるか。
【まちがえ探し】
上の写真のお弁当にはひとつだけ仕様が異なる物があります。どれでしょうか?
いやー、難しい!
皆さん、分かりました?
午後から風が一段と強くなり、抹茶抹茶どんどんがブログ当番の本日、またもアルプス平のリフトは次々と運転見合わせに。。
そんな中、アルプス第3リフト(アル3)だけなんとか持ちこたえてくれました。
きっとフード付きだからです。
そのまま爆風は上部で常時20m/s以上吹き続けてしまい、運転見合わせのまま最終を迎えてしまいました。
地蔵のケルンのゲストクリアー確認のために、サワヤカ君がガシガシと雪面を蹴り込んで空へと駆け上がって行きます。
彼には吹き溜まりも胸ラッセルも、はたまた風に叩かれてカチカチの斜面も全く関係ありません。
形のない今日をそれでも進んでいきます。
最後に下山していく夕方でも、まだ地蔵のケルンは風に晒されていました。
明日は晴れ予報ですが、風が残る恐れがあります。
リフトの運行状況にご注意ください。
本日同様、急な運転見合わせや運休になる恐れもあります。予めご了承ください。
また山に行かれる方も事故にご注意ください。
そんなこんなで、通称フード付き君(真ん中)を含むアル3スタッフが退勤のために外に出てきました。
その歩みは、今日は俺たちやってやったぜ!いう満足感を漂わせいました。
ありがとうございました、と抹茶抹茶どんどんは正座で出迎えましたよ。
ちなみに、フード付き君の手仕上げによるリフト乗り場降り場の雪面コンディションは五竜随一と言われています。
次の国際リフトマンデーの日には、彼へのインタビューは必至ですね。
そしてこちらにも、今日も俺たちやってやったぜ!と誇らしげな隊員達がいました。
モヤモヤする事もありますが、明日も変わらず多くのゲストの安全を守っていきましょう。
心の奥を燃やしながら僕たちの最高を目指していこう。
さて3月もあっという間に中盤。
奇跡的なこの二週間のおかげでなんだかんだGWまで営業出来ちゃう?
まぁそれはもう少ししたら分かりますよね。今を大切に滑りましょう。
そして3月は卒業シーズンでもあります。
隊員たちも少しずつ卒業していきます。
その度に、レッツゴー日体大を全員で絶叫しなければならないのが少し憂鬱です。
さてそんな奇跡の3月に急増した雪のおかげで、テクニカルコースにはコブも無いし、この名機を出すのはまだ先ですね。
さしずめ春マダ、と言ったところでしょうか。
おあとがよろしいようで。
※決してこのアルマダはゴミではありません。
それでは本日も与太話にお付き合いいただきありがとうございました。
今夜は Surges を延々とリピートでお楽しみください。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。