彼岸と此岸@枯木2024.03.24
皆さん今晩は枯木です、彼岸明けの日曜日いかがお過ごしでしょうか。
本日の五竜は朝から気温が高め、大汗をかきながらのネット張り作業となりました。
先回の枯木のブログで今年は3月中旬でとおみゲレンデはダメだろうと、長期予報を元に予想しましたが・・・・・・・・・!3月に入り累計で2m以上の降雪があり実際は皆さまご案内の通り、とおみゲレンデは今現在十分な積雪がありナイター営業も今月末まで滞りなく行われそうです。全くもって枯木は予想をおお外ししたわけですが、誠に申し訳ありませんでした。
凡そ人智などというものはとるに足らないもので、地球の45億年の歴史に比べたら本当に頼りのないもので正に”風の前の塵に同じ”と言ったところでしょうか?
3月下旬から4月中旬にかけて各所でイベントが目白押しです。本日はスノーボードの指導員検定とジブパークでのイベント、愛知県スキー連盟によるバックヤードツアー(パトロールの裏側を知れる稀有なツアー)が黒メット隊長のアテンドでにぎにぎしく催行されました。参加された方は真剣にまた楽しそうにイベントに臨んでおられました。
この先毎週末イベントが催行されます、コースセパレート等を行いますのでご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
また本日は急激な昇温と昨日降った降雪のため、日中にテストスキー(雪崩管理)を行いました。一時的にダイナミックコースから林道出口を閉鎖して作業を行いました、45分ほどの間でしたがご不便をおかけし申し訳ございませんでした。
結果は多くのところで雪崩が出ましたが、営業中に自然発生する可能性を消せたのではないでしょうか!
かなりのデブリが出ました
これは自然発生で出た雪崩です、ここはコースに干渉しない所ですが、不届き者が滑走禁止エリアに進入した場合は雪崩に巻き込まれる可能性があります。当ブログでも何度も何度も注意喚起をしていますが、本当に危険な行為ですので絶対にルール順守でお願いいたします。
そうこうしているうちに最終です、3月も終盤レギュラーシーズンも後1週間となりましたがケガ無く終えたいものです。(因みに枯木は今年春残りするのでゴールデンウィークまで仕事をしますが・・・)
さて彼岸とは本来、生死を超越した悟りを得た状態を差すのですが、日本の場合いわゆるあの世のことを差し、それに対して我々のいるこの世をのことを此岸といい、彼岸と此岸の間には三途の川があります。彼岸側には賽の河原と呼ばれる荒涼とした河原があり日々親より先に亡くなった子供たちが、延々と鬼の命により河原の石を積まされます。そしてある程度積みあがると鬼によりそれを崩されてしまい、それが無限ループのように繰り返されるそうです。その無限ループから子供たちを救済するのが地蔵菩薩です、そういったことから各地に地蔵信仰が根付き色々な所にお地蔵さんがあるようです。五竜スキー場のトップにも風切り地蔵が安置され、スキー場の安寧を見守つてくれています。ちなみに地蔵菩薩と閻魔大王は同一で、日本人の認識の中では大きなギャップがあるような気がします。
枯木は信仰心はそれほど持ち合わせてはいませんが、お彼岸に際してふとそんなことを思ってみたりしました。
いずれにしても我々はいずれあちら側に行くわけですから、いろいろと考えておいたほうがよさそうです。
昨日の抹茶君のブログでブーツの色の下りがありましたが、全く事実とは異なるのでここで正したいと思います。枯木はずーーっとL社の同じモデルを使い続けているのですが、たまたまモデルチェンジして抹茶君のブーツと同じ色になっただけなのです。抹茶君はスキーが超絶上手く、リーダーシップが有り、太平洋の様に心が広い理想的な副隊長なのです。が、時々つまらない嘘をつくのが玉に瑕、少しそこは直して欲しい所です。ただ気の弱い枯木はとてもそんなことは口に出せず、悶々とした毎日をすごしているのです。
(本日の写真の色味が少し青っぽいのですが、ホワイトバランスの調整がおかしくなっていて少し見にくくなっていますご了承下さい)
あひ見ての 後の心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり