渡良瀬橋@抹茶抹茶どんどん2024.04.09
こんばんは。
かつて社会科や地理は限りなく満点の記憶しかない抹茶抹茶どんどんが本日のブログをお伝えします。
春の夜長にダラダラと書きますのでお付き合いください。
なんかの特殊効果かフィルターか、と言わんばかりの大雨でスタートの本日の五竜。
皆勤賞を狙ってた方も玄関開けてすぐに扉を閉めた事でしょう。
予想されたとは言え、隊員たちもテンションはダダ下がり、全層雪崩への緊張感はダダ上がり。
が、しかし、、アルプス平はまさかの雪。
ドドド湿雪ではありましたが、ストップ雪にもならず、なかなか滑走感は良かったです。
玄関開けて、自分を奮い立たせてご来場いただいた方へのご褒美ド湿雪ですね。
リフト乗車中にもみるみる積もっていきました。
これが大量に積もると所謂「やばいよやばいよパターン」になるところでしたが、お昼までに3~5cm程度で終了。
ご褒美と変な緊張感は午前中だけとなりました。
下部はしっかり雨だったのですが、索道チームは営業終了リフトの搬器外しに取り掛かっていました。
ここから部品の洗浄と点検が始まり、それはすなわち来シーズンへの準備が始まっているという事です。
スタッフから「抹茶君もやってく?」と声を掛けていただきましたが、丁寧に熨斗をつけてお返しておきました。
何故なら巡回という名の石拾いをしたかったからです。
大雨の影響で出るわ出るわ。
この何の変哲もない石も、ライトを当てたり磨き続ければ光るかもしれません。
まるで今春から稼働しているパトロール研修生のようです。
そんな雨のような雪のような石のようなコンディションだったので、本日のゲレンデは大変静か。
雨音と自分の滑走音と鳥のさえずりしか聞こえません。
みんなどこ行ったのかな?
本当に皆さん在宅か、温泉か、あるいは別の旅路に。。
さて、今年はコロナも明けて、今年こそは海外旅行に!なんて方も居るのではないでしょうか?
抹茶抹茶どんどんも雨の憂鬱を吹き飛ばすように、五竜に点在する世界の観光名所に似ている、またはほぼ同じ!な五竜の観光名所を巡ってみました。
はい、マーライオン
しかもダブル。
その吹き出し口は水が絶えることがありません。
下方に目を移せば、ナイル川だったり揚子江だったり、四万十川だったりタクガ沢だったり、その日その日で様相を変える川。
左を見れば通称「ヨセミテ岩」
迫力ある岩壁が迫ります。
こここも何の変哲もない岩ですが、富士山と呼ばれています。
完全一致ですね。
イグアスの滝もあれば、
ビクトリアフォールも見られます。
いずれもこの時期に現れる幻の三大瀑布で、もう一つは諸説あり。
パムッカレの石灰棚はガスガスで摩周湖。
僕たちは相も変わらず、毎日毎日、万里の長城のようなネットを張り、
重力に反して立っている、もう使われなくなった支柱はピサの斜塔のよう。
どういう構造設計なのか、全く分かりません。
ラインEの新旧分岐は竹田城のように雲に浮き(47だけに)
夕方には、あれほど濁っていたマーライオンから噴出される水も澄んできており、自然の自浄作用に感心し、
作業が終わり、外れた搬器の向こうに見えるはずのアンナプルナっぽい雨飾山を思いながら、ダージリンの丘っぽいところに立っている。
麓まで下ってくれば、ヴェルサイユ宮殿まではまだギリギリ滑りこめます。
そして、パトロールのとおみベースでは完成を見ないブーツたちがサグラダファミリアの如く転がっています。
どうでした?
プチ世界旅行を味わえましたよね?
明日は晴れそうなので、ぜひ晴天での五竜の世界旅行をお楽しみください。
気温も上がりそうです。
朝はガスか雲海でしょう。
それはそれで竹田城またはマチュピチュ。
いずれにしても朝からどうぞ!
最終では尖塔目指して登っていく、ズボズボ踏み抜き地獄の地蔵番でした。
今日も風切り地蔵はいつも通り。
その向こうに見えるはずの白馬三山は霧の中。
先日の三山。
明日はこんな風に見えるかな?
さしずめ右からクフ、カフラー、メンカフラーですかね。
フレンチアルプスでは、地中海を越えた砂漠の砂が舞い落ち、ゲレンデは茶色になってしまったようですが、黄砂は勘弁ですね。
もう少し、青と白のコントラストを眺めていたいものです。
下方に目を移せば、いつも五竜の資材をそっと片付けてくれる47の隊員さんたち。
いつもありがとうございます。
本日は聖母マリア様は降臨しなかったようですが、それはまた次のお楽しみ。
さて、このベースまでの竜の道。
決してゲストの皆さんの下山コースでのお帰りはオススメできませんが、強風時の緊急用通路としても非常に重要なルートです。
これから段々と”橋化”していくはずです。
ゴールでゲートブリッジから始まり、タワーブリッジ、錦帯橋などを経て、はりまや橋から渡良瀬橋でゴールです。
そんな名橋の集合体である「明日架け橋」より先にウッディーコースかダイナミックコースが根を上げてしまうかもしれませんが、今後の情報をご確認ください。
さて、そんな春の五竜を一緒に楽しみましょう。
今年はどこに旅に出ようかな?
※本稿は世界各地の文明、宗教、信仰などその一切の文化を茶化す意図は一切ありません。
あくまで隊でのコースなどの呼称の一つにすぎません。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。