中東の笛@抹茶抹茶どんどん2024.04.29
こんばんは。
と始めましたが、かなり陽が長くなりましたね。
GW前半、皆さんいかがでしたか?
抹茶抹茶どんどんは、なんと!ひたすらスキーをしていました。
たくさんのポールを抱えながらのスキーだったり、穴や石があれば止まってバッテンしたり、時には土の上を滑ったり、そんなスキー三昧でした。
そんな思ったようには滑れない私たちのスキー三昧ですが、やはり朝一は格別です。
気持の良い雪面が毎日私たちを迎えてくれます。
しかし「春スキーってこんなに暑かったっけ?」と思わずつぶやくこのGW前半。
今朝もアルプス平で朝から13℃。
この綺麗な雪面も一瞬です。
いくら滑ってもフィニッシャーの山が全く削れなかったカチカチバーンが2月終わりに存在していたなんて、とても信じられません。
8:15、よーいドンの号砲と共にゲレンデに一斉にゲストが飛び出してきます。
紫外線の強さを感じる青空の下、朝イチはまだまだ白い雪面に、皆さん気持の良い1ターン、1ターンを刻んでいきます。
ゲレンデはすぐにズタズタになりますが、その儚さこそ春スキーの醍醐味の一つかもしれません。
そんな儚い一瞬を求めて朝からお並び頂いた方、あちこちにコブが出来上がったころに登場されるゆっくり目の方、天気が崩れる前に山へ入られる方、本日も様々な楽しみ方の方でゲレンデは溢れていました。
大混雑の昨日程ではないにせよ、本日も多くのゲストにご来場いただいきました。
ありがとうございます。
明日からは暦の上では一旦平日。
どれほどのゲストがご来場になるかは分かりませんが、全国的にはクローズしていくスキー場が増えていく中、雪が残っているところには平日と言えどある程度ゲストの集中が起きそうですね。
さてそんなGWのゲスト集中に、白馬五竜は耐えられるのでしょうか?
パノラマコースはまだ大丈夫そうですが、この三日間の昇温により確実に減りました。
午後のグランプリコース。
こちらはかなり厳しくなってきました。
グランプリコースの頑張りがパノラマコースの延命に直結します。
雪が薄くコンディションが悪いにせよ、グランプリへの分散が一定数あるおかげで、パノラマコースも維持できています。
同様に春が厳しかった昨年も、グランプリコースが閉鎖になってからのパノラマコースの賞味期限は一週間程度。
さて、今年はどうなるかな?
テクニカルコースは誰かの言葉を借りると「おまえはもう既に死んでいる」
という事で本日をもってクローズです。
適度な斜度と距離のコースで、いつも楽しませてくれてありがとうございました。
草スキー覚悟で抜けられますが、そんな事は無意味です。
そこまでしてここを滑るのは、板を脱ぐのを面倒がる一部のパトロール隊員(ton君と抹茶抹茶どんどん)と、五竜草スキー連盟の会長のリフトスタッフのハシゲンのみで良いかと思います。
ジブパークもだんだん入り口あたりが怪しくなってきました。
それでもディガーたちが頑張って維持管理してくれており、まだまだ楽しめそうです。
五竜ディガーズには、着こなしがダボダボだったり、見た目が怖そうな方もいますが、反面、仕事は超絶きっちりなのがギャップ萌えです。
抹茶抹茶どんどんも「見た目優しいお兄さん、実は優しいお兄さん」と言う、そのままズバリなので、まずは着こなしから変えて行きたいと思います。
白の上下とか着て街を歩こう。
着こなしよりも先ずは本日もスキー三昧をしたっかたのに、黒王号の修理や(これもある意味サグラダファミリア)
所用で一旦下山したり、なかなかスキー三昧になりません。
しかし、このゴンドラ線下、「こりゃ雪崩起きるよね」って地形の代表格。
厳冬期でも沢というか、もはや滝の様な水の流れは枯れる事無く雪の下を通水しています。
これを知っていれば絶対に入らないと思われるのですが、そんな性善説に任せていてはダメなのかもしれません。
もっともっと私たちも雪崩と雪崩管理、そして滑走禁止エリアたる理由の啓発活動を強くしていかなければなりませんね。
昼食のパワー弁当をいただいてからようやく外に。
名物D水槽の現在の姿。
今シーズン12月初旬の姿。
どうでしょうか、同じくらいかな。
1月下旬だったかな。
2m以上ある水槽が埋没しています。
この後ももっと降りましたが、点検と荷重軽減のために丸ちゃんが雪下ろしを敢行したので参考記録。
こんなに雪あったんですねぇ。
グランプリコースはコブ祭り。
順番待ちが発表会のようです。
緊張しますね!
抹茶抹茶どんどんもひたすらコブを滑るマグロとして一緒に混ざりたかったのですが、枯木さんから呼び出しが。
枯木「今からロープで降りて要救助者のところへ、その後、自身が上がって来て、次に要救助者を上げる。15分以内!」
抹茶「楽勝ですね」
と支点構築からハイスピードで行い、恐らく確実に10分を切ったと思うのですが、
枯木「14分!一応合格点だけど、まだまだ!」
抹茶(これは完全に中東の笛だ!または時計の見方が分からないんだ!)
抹茶「まぁいいや、次回枯木さんの出勤日にまたリベンジしますね」
あとは支点と何かの確認で減点が入り、98点だったようです。
待ってろ枯れれれれ木!と、鼻息荒くして本部に帰還。
巡回から帰ってきたオシモさんに
抹茶「What’s up brother?」
オシモさん「・・・」無言
まだUSの最新の流行は神戸には届いていなかったようです。
巡回から帰ってきた練馬theライダーに
抹茶「What’s up brother?」
練馬さん「What’s up brother?」
その後、拳を上下に叩いてくれました。
USの最新の流行は練馬には届いていたようです。
巡回から帰ってきたピンクおじさんに
抹茶「What’s up brother?」
ピンク「Tuesday Tuesday!」
と羽ばたいてくれました。
USの最新の流行は浦和にも届いていたようです。
そんなこんなで最終です。
ぎゃー、地蔵番。
完全に夏道、木道を上がった先のお地蔵さんは今日も五竜岳を見つめていました。
あと数日、ゲレンデの安全を見守ってね。
もう今シーズンはここには来ないと思うから、少しだけお願いしておくね、世界が平和でありますように、家族が健康でありますように、お金持ちに、スキーが今よりも更に更に超超絶に上手くなりますように、あ、あと膝と足首と、肩はまぁまぁ良くなったけど、なんか最近胸が痛いからそれも治してほしいのと、金利のことと、住宅ローンのことと、それからそれから、、
と少しだけお願いして下山。
明日、明後日は若干ぐずついたお天気かもしれません。
それでもGW後半は工場マークが並んでいます。
シーズン最終日に向けて私たちも頑張っていきたいと思います。
抹茶「What’s up brother?」
みんな「Special teams, special plays, special players.」
これは昨日夕方の圧雪隊のグランプリコースの奮闘模様です。
今夜も同様に悪あがきをしてくれています。
ありがとうございます。
なので明日はグランプリコースもオープンです。
でも石、穴、地面の露出あります。
明後日は本当にギリギリかもしれません。
いずれせよもう数日、という状況です。
そこからアルプス平の定理に当てはめると、パノラマコースは一週間、、ギリギリGW最終日に間に合うかな。。
中東の笛のロスタイムが異常に長くなることを祈りながら、GW後半を迎えたいと思います。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。