白馬とウィスラー@ドタドタラーメン職人2025.01.24
こんにちは。
新人の
え〜
あの〜
その〜
ドタドタラーメン職人です。
前日のブログで抹茶隊員さんが、僕のことをドタドタ君と書いていたので、そこにラーメン職人と付け足しました。
なぜラーメン職人なのかと言いますと、前シーズンはカナダのウィスラーにいて、日本食レストランで働いていたのですが、そのときにラーメンを作っていたからです。
スペイン人のクライマーの友達はここのラーメンがウィスラーで一番美味しいと言ってくれて、ときどき食べに来てくれていました。
ウィスラー・ブラッコムとは北米トップクラスのスキー場で、ウィスラー山とブラッコム山の2つがスキー場になっています。
ウィスラー山の山頂までリフトで行けたり、氷河がスキー場内にあってその上を滑ったり、Avalanche Skills Training (雪崩講習)を受けて初めてのバックカントリースキーに行ったりと忘れられない思い出ばかりです。
この写真はブラッコム氷河で、これもスキー場内です。
そんな思い出を胸に今シーズンは白馬五竜でスキーパトロールとして働いています。
ウィスラーにいたので、白馬の魅力ってなんだろうと考えてみたのですが、まずはナイタースキーがあることです。
ウィスラーにはナイタースキーはなく、現在の営業時間は8:30-15:30です。
白馬五竜ではサンライズ営業やナイター営業をやっているので、土日祝日であればサンライズ営業をしているので7:00-16:50、ナイターにて18:00-21:30と朝から晩まで1日中滑ることができます。
またリフト券もウィスラーに比べて白馬は安いです。
価格は日によって変動するのですが、ウィスラーの1日券は285ドルぐらいです。
日本円に換算すると約31,000円です。
白馬バレー券の1日券は9,700円なので、3日間遊べちゃいますね。
僕はそんな高いウィスラーの1日券を毎回買えないので、1300ドル(約14万円)でシーズンパスを買って滑ってました。
あと、美味しいご飯が安く食べれることも白馬の魅力でしょう。
僕の好きな白馬の絵夢のチキンカツ定食は900円でお腹いっぱいになれるのですが、ウィスラーで僕が作っていたラーメンは一杯15.85ドルでした。
カナダはチップ文化があるので金額の15%をチップと考えると合計18.22ドル。
日本円に換算すると約1980円のラーメンです。
それでもウィスラーの中では安くて美味しいと言われていました。
また広葉樹のツリーランも白馬の魅力だと思います。
この写真のような風景は日本らしいものだと僕は思っていて、パウダーの晴れた日に(スキーはトレーニング中ですが)ツリーランを滑っているとホント最高です。
パウダーが滑れるのも白馬の魅力でしょう。
もちろんウィスラーでもパウダーは滑れるのですが、雪が降ったらみんなパウダーを滑りたいのでパウダー争奪戦が起こります。
早い人だと朝6時ぐらいから並んでオープンまで2時間半待ちます。
そして中に入ってもまだ雪崩管理が終わってないエリアがあるので動いていないリフトがあり、そのエリアを滑るためにリフトの前でまた1時間以上並んだりします。
白馬でもパウダーの日は並びますが、そんなに長い時間待たなくてもパウダーを滑れます。
待ち時間も少なく、良質なパウダーが滑れるのもJAPOW(ジャパウ)と呼ばれる1つの要因ではないでしょうか。
写真はウィスラーのパウダー待ちの列。
混んでいる日はこの列がゴンドラ乗り場の外の道路まで続きます。
今日の白馬五竜のゲレンデの状態も書いていきます。
今朝は先日に比べて暖かく、ゲレンデ下部では雨が降っていました。
ゲレンデ上部は数センチ程、薄っすらと雪が積もっていてカービングで滑るのは気持ちが良い状態です。
ただ霧が出ていて視界が悪いので注意です。
連日の大雪がおとなしくなって少しホッとしています。
本日の作業の一つですが、神城入口にあるクラックの穴埋めを行いました。
今シーズンは所々にクラックができています。
安全管理のために穴埋めをしたり、コースの一部を閉鎖したりしています。
こういった土方作業もパトロールの業務内容の一つ。
せっせと無心になって穴を埋めていきます。
新人のアキヤの練習も行いました。
僕は錘としてアキヤに乗ったのですが、途中で転倒したのでヒヤヒヤしました。
練習中なのでよかったのですが、実際の現場ではこういったことがないように五竜パトロールではしっかりと日々トレーニングをしています。
僕もアキヤを引けるようになるためにトレーニングをしています。
一昨年の冬も白馬で働いたのですが、また戻って来て白馬五竜でパトロールと働かせてもらっていることを嬉しく思っています。
まだまだ未熟ですが精進していきますのでよろしくお願いします。