訓練日和@焚火2025.03.20
皆様こんばんは。
本日は春分の日。AIによる概要では春分の日は、春を分けるという意味があり、昼と夜の長さがほぼ同じになり、春の暖かさを実感できる頃だそうです。ゲレンデも昨日とは打って変わり、春分の日に相応しい春の暖かさを感じる日差しでした。
朝一番の始業点検ではなかなか担当にならないAL2・4でした。今シーズンは片手で足りるくらいしかやっていない場所です。アルプス第2・4リフト周りの設置物を立てた後、-D(マイディ:チャンピオンダイナミックコースのスキーヤーズライト側)の竹ポールを触って降りて行きます。天候の悪い日は最終で片付けた竹ポールを取りに行くのが大変な場所ですが、天気の良い日は雪が付着した木(もっと綺麗な表現が思いつきませんでした)が綺麗です。設置物の竹ポールも同化しそうな勢いです。
同化しては困るので見えるように雪を払い挿して行きます。
始業点検が終わり、とおみベースで良い感じに撮れた黒メット隊長を置いときます。
本日の雪は踏めばギシギシと鳴る未圧雪は入りたくないなぁと思うようなバーンでした。先輩達曰く片栗粉のような雪です。
午前中はゴンドラ南口にて枯木先輩に電熱ぐま隊員と共にロープによる滑落救助の仕方を教えていただきました。
普段はゴム手袋をして作業をしている電熱ぐま隊員と焚火ですが
枯木先輩「ロープを扱う時は皮手袋又はそれに準ずる物。普段はゴム手袋が役立つけどザックに入れとくんだよ。パトロールの仕事は待ってはくれないからな。」
とのお声をいただきました。すみません2人共入ってませんでした。次にベースに降りた際に入れました。
使い方は知っていても実際に使えないと意味が無いの言葉通り、雪面との体の角度やロープの張り具合等々実際にやってみないと分からないことだらけでした。定期的に訓練の場を設けていただけるのは貴重な勉強の場となります。
南口に出てきたゲストの方も興味津々で「すごい。登ってるよ!」等のお声もいただきました。
午後にはウッディコース入口にて抹茶副隊長による4月以降も残る隊員をメインに滑落救助訓練を行っていました。
新救助用具を抹茶副隊長としもやけ先輩と開発中のようでお試しも兼ねていたようです。
抹茶副隊長とtonbei先輩が真剣に話し合っている中、ネットに整列して引っかけてあるカラビナとスリングを見て展示会みたいだなと関係ない事も考えてしまいました。すみません。そして大丈夫です。ちゃんと会話の内容も聞いていました。
巡回から本部に帰ってくるたびに
枯木先輩「今日寒いな」
の発言がありました。
一見日差しが強く暖かいと思っていたのですが気温は低く、太陽が隠れると冷えました。
服の調整が難しい日でしたね。
ラストのブログ何書こうかなぁと考えながら巡回に出ること数回。よくよく考えたら、今日を除けばあと5日間しか出勤しないことを思い出しました。1シーズンはあっという間です。ゲストとしてはまだまだ来ることはありますが五竜パトとして見る風景も残りわずかです。
この本部からAL1側に出る坂道も
ゴーグルしたままだと全く段差の見えない階段も後何回通れるのでしょう。
枯木先輩と出勤日が重なっているのも最後でした。お会いするのも最後かと言いつつまだまだどこかで会う予感がします。
そうこうしているうちに最終の時間です。
日は出ていても気温が低かったためか思ったよりも溶けてはいない雪でした。
最終で入ったエキスパートはターンが困難でした。
ブログも今シーズンは1回かなぁと呑気に考えていましたが4回目です。ついにラストのブログになりました。
昨日のブログで抹茶副隊長にジャーニーマンと言われた焚火ですが2年連続で勤務したのは五竜パトが初めてでした。
毎年新人をしていた弊害なのかいまだにモービルにすら乗れないのは良いのか、絶対新人隊員の方が色々できるぞ?と思ったシーズン後半ではありましたが無事に今シーズンを終えられそうです。(こんなこと言ってると何かやらかすんですよね)
これもひとえにパトロールの方々や関わって下さった方々のおかげです。本当にありがとうございました。
どこの隊が良かったかは胸にしまっておこうと思います。
最後に言わせていただけるのであれば、
前日のブログで次のブログのハードルを上げるのは良くないと思います!長考したじゃないですか!
季節の変わり目ではありますが体調を崩さないよう残りの雪を楽しんでいきましょう。
以上、昨日の差し入れの残りを食べながら書いていた焚火でした~。
明日はtko先輩です。